男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^^♪
今週のジオパーク学習センターのニュースは、6月30日にジオパーク学習センターに来館された秋田市の下北手小学校6年生の体験学習についてご紹介します。
授業目的は理科の大地のつくりです。
午前中はジオサイト・安田海岸と寒風山の「鬼の隠れ里」で野外学習、午後はジオパーク学習センターで岩石標本観察や火山の噴火の体験学習を行い、地層のでき方や火山の噴火について学んでいただきました。
▲安田海岸で、砂岩・泥岩の違い、それらの地層から当時の環境も推察しました。また傾斜不整合についても地層がどのようにしてできたのかをその様子をスケッチをして考察しました。
▲亜炭層に挟まれた広域火山灰と近郊から飛来した火山噴出物を観察しながらその違いを比較検討しています。
▲午後からはジオパーク学習センターで「岩石標本観察」を行い、砂岩や泥岩など堆積岩の種類とその違いをルーペや手触りなどで比較検討しました。合わせて火成岩についても観察しました。
▲マグマの粘りの違いによる火山の噴火実験を通して、寒風山の「鬼の隠れ里」などのできかたを再度みんなで考察しました。
下北手小学校の皆さん、ありがとうございました。熱心な学習が印象に残りました。
◆お知らせ 男鹿市ジオパーク学習センターで開催される8月4日(金)のジオパーク夏休みワクワク教室の小学生参加者募集は、お陰様で定員いっぱいになりましたので募集を終了いたします。ありがとうございました。