• 名称 八郎潟干拓地と菜の花畑
    一言説明 八郎潟干拓地に現れたお花畑
    キーワード 自然癒し綺麗
    指定・登録
    保全法令等
    大潟村の菜の花畑の栽培は平成3(1991)年にさかのぼります。景観作物として菜の花の栽培のアイディアが出され、その栽培を大潟村耕心会が請け負ったことから始まります。試行錯誤しながら栽培に取り組み、平成6(1994)年の春には、サンルーラル大潟前の菜の花畑や村内の県道沿いなどに菜の花が咲き、初めて「菜の花まつり」が開催されました。さらに平成9(1997)年には菜の花畑のなかに線路が敷かれ「ミニSL」の運行が始まりました。 毎年ゴールデンウィークには「桜と菜の花まつり」が行われ、多くの人々で賑わいます。菜の花は連作を嫌うため、大潟村耕心会では対策チームをつくり、毎年同じ場所で美しい菜の花を咲かせられるよう研究を重ねています。 ※大潟村耕心会:年金受給者で構成され、景観形成、ボランティア活動、親睦事業などに取り組んでいる団体です。
  • 名称 サンルーラル大潟からの展望(男鹿半島と大潟村の集落地)
    一言説明 男鹿島があったから八郎潟ができた/八郎潟干拓地を見渡してみよう
    キーワード 地質自然綺麗
    指定・登録
    保全法令等
    「ルーラル」とは、英語で「田園」という意味です。サンルーラル大潟は、干拓地大潟村の田園に囲まれたホテルで、大潟村の新鮮な野菜を使った創作料理が自慢です。客室や8階に設けられた大潟モール温泉の展望風呂からは、遠く白神山地や鳥海山を望みながら、大潟村の広大な干拓地や男鹿半島を見わたすことができます。 所在地:南秋田郡大潟村字北1-3
  • 名称 大潟モール温泉
    一言説明 500万年前の地層由来の温泉
    キーワード 癒し地質
    指定・登録
    保全法令等
    「モール(Moor)」は、ドイツ語で「腐植質」を意味します。火山活動由来の温泉と異なり、大潟モール温泉は茶褐色で、腐植質が6mg/Lと多く含まれ、国内ではとても珍しい温泉です。源泉は、ここから南西に約1.5km離れたところに2カ所あり、深さ約900mからくみ上げあれています。大潟村は八郎潟を干拓して誕生しましたが、太古の昔、八郎潟一帯は深い海の底でした。海の底に積もった堆積物が積み重ねって大潟村の大地の基盤をつくっています。温泉が存在する地層は400~500万年前の泥岩を中心とする地層(天徳寺層)の中の砂層です。この砂層の中の腐植成分を含む地下水が地下深くにあることによって温められ、温泉となったと言われています。 所在地:南秋田郡大潟村字北1-3
  • 名称 国指定大潟草原鳥獣保護区と大潟草原野鳥観察舎
    一言説明 八郎潟干拓地に出現した野鳥の楽園
    キーワード 自然体験発見
    指定・登録
    保全法令等 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
    昭和48(1973)年、この地でかつて幻の鳥と言われていたオオセッカの繁殖が秋田県内で初めて確認された事をきっかけに、昭和52(1977)年に国指定大潟草原鳥獣保護区が指定されました。 平成26(2014)年、大潟村創立50周年にあわせリニューアルされた「大潟草原野鳥観察舎」周辺では、草原はオオセッカやコジュリンなど希少な草原性鳥類の繁殖地となっており、水辺は多くの渡りのカモ類などが利用する中継地になっています。大潟草原野鳥観察舎からは、四季折々に80種類ほどの野鳥が観察できます。 所在地:南秋田郡大潟村字西5-4
  • 名称 経緯度交会点
    一言説明 地上に現れた地球の十字路
    キーワード 歴史発見綺麗
    指定・登録
    保全法令等
    東経140度の経線と北緯40度の緯線が大潟村のほぼ中央で交わっています。その交わる地点にはモニュメントが建てられています。日本の陸上で、経度と緯度が10度単位で交わるのはここだけです。 ここはかつて八郎潟の湖底でした。昭和32(1957)年から行われた干拓工事により八郎潟は干拓され、湖底に新たな大地が誕生しました。これに伴い、経度と緯度が10度単位で交わる「地球の十字路」が日本の陸上で初めて出現したのです。 ※日本測地系:明治時代に定められた測量の基準で、東京の旧国立天文台地跡を経緯度の原点とし、平成14(2002)年4月1日まで使われていました。GPS時代の現在は世界標準の世界測地系が適用されており、世界測地系に基づく東経140度、北緯40度が交わる位置は、モニュメントから南東に430m離れています。
  • 名称 桜並木・菜の花ロード
    一言説明 ピンク色と黄色の鮮やかなコントラスト
    キーワード 歴史綺麗癒し
    指定・登録 かおり風景100選
    保全法令等
    桜並木は、大潟村創立20周年の記念事業として、昭和59(1984)年から3年にわたり、県道298号線約11㎞の両側にソメイヨシノ、ヤエザクラ、ベニヤマザクラ合計3,000本を植栽したものです。大潟村が創立50周年を迎えた平成26(2014)年にはさらにソメイヨシノ1,000本が植栽されました。これらの植栽は多くの村民の手で行われました。 桜並木のふもとには大潟村耕心会のみなさんにより菜の花が植栽されています。例年、ゴールデンウィーク前後には桜と菜の花が同時に見頃になり、ピンク色と黄色の鮮やかなコントラストを楽しむことができます。 ※大潟村耕心会:年金受給者で構成され、景観形成、ボランティア活動、親睦事業などに取り組んでいる団体です。