第2回ジオパークガイド養成講座✨ガメラもいるよ潮瀬崎

こんにちはー(・ω・)ノ

ジオパーク専門員のたかみーです????⛄

6月28日に第2回ジオパークガイド養成講座を行いました!

今にも雨が降り出しそうな曇天のお天気でしたが、未来のジオガイドたちのフレッシュパワー(なんそれ)でなんとか霧雨ですみました!

午前中はジオパーク学習センターで、自然公園法についての座学を秋田県生活環境部自然保護課の瀬下陽太氏からお話いただきました。

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男鹿半島・大潟ジオパークには国定公園に指定されているエリアがあります。

男鹿半島には貴重な植物も生息しています。マナーを守って気持ちよくジオパークを楽しめるよう、知識をつけるのもガイドにとって大切なことです。

次の座学は、秋田地学教育学会の渡部晟氏による、潮瀬崎・館山崎・鵜ノ崎海岸の地形・地質についてのお話です。

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潮瀬崎のゴジラ岩は約3500万年前の火山礫凝灰岩、

館山崎のグリーンタフは約2100万年前の火山噴出物、

鵜ノ崎海岸は約1000万年前の海底でできた地層…( ^ω^)

3つの場所は車で行けばそれぞれ10分ちょいくらいの距離なのに、男鹿半島っていろんな年代の地層がみられてなんてお得なんでしょう????

そして!午後は楽しい楽しい現地研修です!

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潮瀬崎で双子岩の岩脈・岩床を観察する受講生のみなさん。

潮瀬崎の現地研修ではゴジラ岩を目当てに来た観光客の方々がたくさんいましたが、みんな双子岩をスルーしていってしまうんですよね…。

なんてもったいない(><)!

あと、前に出前講座で子どもたちにガメラ岩のお話をしたガイドさんから「今の子どもはガメラを知らない」と聞いて特撮好きとしては個人的にショックでした。Huluとかで見れるから見ておくれ。

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雨の日だとよりいっそう深みのある緑色になる館山崎のグリーンタフ????

いつ見ても神秘的✨

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鵜ノ崎海岸の小豆岩さん。

実は今年、小豆岩を陸揚げしまして、冷たい海に入らずとも1年中そのお姿を見られるようになったんです!

ちゃんとクジラの化石も入ってます!ぜひ探してみてくださいね♪

その後、海岸で化石探しに夢中になった受講生たち。今はまだ見つからなくてもやがてお目が肥えてくるとすぐに見つけられるようになりますよ(^^)

 

次回のガイド養成講座は、

火山の箱庭「寒風山」(箱庭ってなに?)

おいしいお水が汲み放題!滝の頭

長靴忘れないで持ってきてね!やすだじゃないよ、安田海岸

の3本です!お楽しみに!

 

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今年のジオパーク夏休みわくわく教室、キラ★キラ「万華鏡づくり」の内容

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

7月29日(土)に開催する「ジオパーク夏休みわくわく教室」

今回のテーマは、

マイクロプラスチックごみや牛乳パックなどで作るキラ★キラ「万華鏡づくり」

~陸や海の環境、SDGsについても学びます~

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▲外観はこんな感じのキラ★キラ光る「万華鏡」を作ります。のぞき穴から中を見ると、目の前にあなたが作ったすてきな世界が広がります。IMG_3326

▲様々な部品を組み合わせて作っていきます。それぞれの部品には大切な役割があります。それは、最初は気がつかなくとも作っていくと次第にわかってきます。IMG_3331

▲海岸で見つけたマイクロプラスチックごみも一部使って作ります。当日は、マイクロプラスチックごみを含め、陸や海の環境についてもみんなで考えます。

現在、小学生の参加申し込み受付中!!

 

2023年ジオパーク夏休みわくわく教室の概要

テーマ マイクロプラスチックごみや牛乳パックで、キラ★キラ「万華鏡づくり」

日時 2023年7月29日(土)  10時~11時30分

対象 小学生

会場 男鹿市ジオパーク学習センター(若美庁舎2階)

定員 20人

申し込み期間 2023年7月1日~20日(ただし定員に達した場合はその時点で終了)

申し込み方法 ジオパーク学習センターに電話で申し込む

申し込み電話番号 ☎0185・46・4110

(開館時間9時~16時 ただし月・火曜及び19日休み、17日は祝日で開館)

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とりっこ????フレンズ

こんにちは。さきいかです????

梅雨ですね~(´ω`)
私の髪の毛が湿気に反応しております(゜∀゜)↑

さて、題名が気になった方もいるんではないでしょうか・・・(´ω`)
実はですね、
地域おこし協力隊ヨッシーによる
大潟村で見られる鳥たちを4コマ漫画で紹介する「とりっこフレンズ」が誕生しました✨
干拓博物館内に「とりっこフレンズ」コーナーも出来ましたよ✨
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鳥に詳しい方もそうでない方も大人も子供もとっても楽しくわかりやすい内容となっております!

館内にはパンフレットもございます!
また、シールやポストカードもございますのでお気軽に博物館受付にお声がけください♪
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※シールかポストカードどちらか1つお選びください

大潟村は干拓された人工の土地ですが、59年が過ぎた現在は自然の環境そのものといえる状態になりました。
落ち葉や昆虫、小動物が豊富で野鳥の楽園となっていて、大潟草原鳥獣保護区として国指定もされています☺
絶滅危惧種のガンや希少種の鳥たちもかわいいイラストになって登場♪
大潟村のとりっこたちの魅力に惹かれること間違いなし( ´▽`)!

大潟村に来た記念にいかかでしょうか☺♪

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今年も始まりました!第1回ジオパークガイド養成講座✨

こんにちはー(・ω・)ノ

ジオパーク専門員のたかみーです????⛄

令和5年度も始まりました!男鹿半島・大潟ジオパークガイド養成講座!

今年は10名の方から申し込みいただきました。個性豊かな方々でこれからどんなガイドさんになるのか成長が楽しみです(どこから目線)。

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午前中は専門員たかみーとガイドの会の澤木博之会長による座学です。

男鹿市役所で働くまで生鼻崎トンネルの向こうには人が住んでいないと思っていたたかみーことわたしがジオガイドになるまでの壮絶な半生、ジオパークの仕組みとSDGs、澤木会長による男鹿半島の大地の成り立ちなどのお話を聞いていただいたのち、午後は楽しい楽しい現地研修です゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

男鹿半島で最も古い地層が観察できる入道崎と、男鹿水族館GAOに行きました!

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入道崎の鹿落としでガイドをする際のポイントを学ぶ受講生のみなさん。

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北緯40°ラインは実はここじゃないという衝撃の事実に驚く受講生のみなさん。

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男鹿水族館GAOのスイス人女性犠牲者の慰霊碑と受講生たち。地震も大地が動いている証拠。地質的見どころが多いってことは自然災害も多いということです。

今年の受講生の中には日本海中地震を経験し、記録写真を撮っていた方もいらっしゃいます。災害の体験は必ずガイドで生きてきますので、これからの活躍に期待したいです。

 

次回の養成講座は、

自然公園法ってなに?

令和のキッズはガメラを知らない

やめられない止まらない化石探し

の3本です。お楽しみに????

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2023年「ジオパーク夏休みわくわく教室」小学生参加者募集!!のお知らせ

男鹿市ジオパーク学習センターからお知らせ

2023年「ジオパーク夏休みわくわく教室」小学生参加者募集!!

マイクロプラスチックごみや牛乳パックで、キラキラ 万華鏡づくり」

~陸や海の環境・SDGsも学びます~

日時 2023年7月29日(土)   10時~11時30分

対象 小学生

会場 男鹿市ジオパーク学習センター(若美庁舎2階)

定員 20人

申し込み期間 2023年7月1日~20日 (ただし定員に達した場合はその時点で終了)

申し込み方法 ジオパーク学習センターに電話で申し込む

申し込み電話番号 ☎46-4110

(開館時間9時~16時 ただし月・火曜日及び19日は休み、17日は祝日のため開館)

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★夏休みの自由研究にもいかがでしょう。体験学習を通して、楽しく深く学びます。小学生の参加者募集は7月1日から。参加申し込みお待ちしていま~す。

 

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明治大正期の八郎潟開発計画

こんにちは。さきいかです????

博物館に心地よい風が吹きぬける今日この頃・・・
みなさんいかがお過ごしでしょうか☺

以前、八郎潟西岸部の開発をした渡部斧松さんを紹介しました。
この方↓
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八郎潟の湖底土は周辺からの土砂が堆積したもので、分解しやすい有機物を含んだ肥えた土壌で、地形は西洋皿状と浅い湖のため、斧松さんだけでなく昔から八郎潟周辺の人々は開拓したいと夢を描いていました。
しかし、斧松さんの開発はあったものの明治までは地先を延長していく開田という地道なものでした(;´Д`)

明治に入ると、八郎潟開発に向けて具体的な計画を立てた人がいます。
その方がこちら↓
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めっちゃUP(゜Д゜)
島 義勇(しま よしたけ)さん。
この方は秋田県知事第1号であります。(当時は権令:ごんれい、後の官選知事にあたる)
権令として着任後すぐ、明治5年4月に八郎潟開発計画を発表。
時の太政官、大久保利通に八郎潟開発についての書面を提出しました。
その書面の内容というのが
・八郎潟掘削費 15万円
・小蒸気船2隻代 8千円
・外人技術者雇用費 2千円  計16万円
を融資してほしい。そうすれば、数千町歩の水田ができ数年のうちに米の増産が可能である。
というもの。
当時のお金の価値で言うとすごい額でしょうね~(゜Д゜)

あまりにも意表を突いたため聞き入れられず、その後、島さんは免官されました。
権令となってからわずか5ヶ月の出来事でした・・・(´・ω・`)
しかし、八郎潟の全面開発に着目した点や、外国人技術者の雇用を考えたことなど先見の明がありますよね!
ちなみに、島さんは札幌市の建設に着手した方で「北海道開拓の父」ともよばれているそうです。

そしてもう1人。
小玉 友吉(こだま ともきち)さん。
飯田川飯塚の小玉さんといえばピン(゜∀゜)!とくる方もいるかと思います。
そう!
小玉醸造さんの社長さんだった方です!(友吉さんのときは小玉合名会社という社名)
小玉さんは八郎潟利用開発の必要性を訴え、自身も八郎潟東岸を10年かけ約70ha干拓。
干拓実践者でも干拓支持者でもあった小玉さん。
熱い想いが伝わってきますね!

多くの人が開発したいと思った八郎潟。今その場所にいるってふしぎだな~p(´⌒`q

今回は文章多めな内容になってしまった・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました☺

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子どもたちのすてきな思い出に「貝や石のペンダントづくり」の教室があります!!

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

梅雨に入りましたが、みなさん体調は大丈夫!?

さて、7月上旬に、公民館主催のイベントがジオパーク学習センターで開催されます。テーマは「貝や石のペンダントづくり」。今年の夏のすてきな思い出にいかがでしょう。IMG_3309

▲すてきでしょ!!男鹿半島の夏の思い出づくりにいかが。IMG_3313

▲当日はこんな実験もします。「この石に水をかけるとどうなるでしょう!?」簡単で楽しい体験学習もいくつか行います。IMG_3314

▲こちらは、砂浜で見かける砂鉄の集まり方についてその理由を考えます。

そのほか、海のいきものについても併せてみんなで考えたりします。

※7月29日(土)には「ジオパーク夏休みわくわく教室」を開催します。募集など詳細はあとで発表しますのでもう少しお待ちください。

 

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木村秀吾写真展 まもなく終了!お見逃しなく!

こんにちは。さきいかです????

だんだん暑い日が増えてきましたね~。
暑さに慣れていない今が一番危険なんだそう(´・ω・`)
熱中症には気をつけましょうね。

さて、
4月28日から開催していた「木村秀吾写真展~日本の美しさを探す旅~」が
6月30日で終了となります。
木村秀吾写真展

木村秀吾写真展

まだご覧になっていないそこのあなた!
お早めにご来館ください☺

木村秀吾写真展

写真展奥には木村さんへのメッセージや感想などを記入できるスペースがございますので
ご自由にご記入ください☺

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ジオパーク学習センターで「日本列島のできかた」を考えてみよう!!

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

暖かくなり、今年も全国各地からジオパーク学習センターに来館する方が増えてきました。

多くの来館者のみなさんの最大の目的はなんといっても「男鹿半島・大潟ジオパークで日本列島のできかたを体感したい・・」。そんな熱~い思いが伝わってきます。

そこで学習センターでは、パネルや標本展示のほかに、来館者に楽しくわかりやすいように幾つかの手作り体験学習教材も用意していますのでご覧ください。IMG_3283

▲教材に触れたりしながら日本列島のできかたやその原因についてみんなで話し合ってみましょう。いろいろな意見が出て話が盛り上がりますよ。IMG_3284

▲東北日本のできかたについても教材を動かして考えてみましょう。IMG_3285

▲インド亜大陸を動かしてみて、大地の動きと日本の気候についても考えてみてはいかがでしょう。IMG_3286

▲男鹿半島では多くの岩脈を見ることができます。そのできかたも探ってみましょう。IMG_3288

▲日本列島には活断層がいっぱい。断層がどのようにしてできるのか、教材を使って考えてみましょう。

こんなふうに楽しい教材がいろいろありますので、みなさんで教材を活用して、わいわい話し合ってみてください。

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秋田の開拓の父

こんにちは。さきいかです????

以前、干拓博物館にいらっしゃったお客様が
「まげを結った人の時代から土地を作っていたんですね~すごいですね~(*゜∀゜)」
と話されていました☺

そうなんです!
干拓計画のさきがけとなった人物!
渡部斧松(わたなべ おのまつ)さんを紹介したいと思います☺
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1793年、現在の能代市檜山で生まれた斧松さんは、若い頃一度江戸で働いた後秋田に戻り、1819年頃、鳥居長根(現在の払戸)の開拓を行いました。
これが八郎潟周辺の最初の開田開発です。
江戸時代、新たな田んぼを作る新田開発が奨励されました。
田んぼを作るには水が必要ですよね。
しかし!八郎潟西岸は用水の確保が難しく、東岸に比べて開田が遅れていました。

そこで立ち上がったのが斧松さん!
寒風山からの伏流水に着目し、「滝の頭湧水」を用水源にすべく
約80両の財産を全て投じ、8㎞の水路を造りました。
水源を確保した斧松さんは開拓を進め、渡部村ができました。
現在でも払戸字渡部として地名にその名が残っています。
↓渡部神社 なんとも厳かな雰囲気
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斧松さんが見えてきました!

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自分の体に縄を結び「もし万一のことがあれば私の体を引き上げてくれ」と言い、土砂崩れと闘いながら水路を完成させました(>_<)
すごい根性ですね!
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大潟村は59年前に誕生しましたが、200年以上も前から八郎潟周辺では開拓が始まっていました。
斧松さんが干拓された大潟村をみたらびっくりしちゃうだろうなぁ( ´▽`)

渡部地区からは寒風山もよく見えました~
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斧松さんも見ていた景色なのかなぁと思うと感慨深いものがありました。

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