公開講座の前にざっと知っておこう☆小豆岩

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ

来週月曜日3月9日に男鹿半島・大潟ジオパークガイドの会公開講座第11弾が開催されます!⇒詳しくはイベント情報をご覧ください

※3月9日開催予定の公開講座は新型コロナウイルス感染症予防のため中止となりました

 

今回のテーマは「鵜ノ崎海岸・小豆岩」です゚*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚

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遠くから見るとまんまるでかわいい小豆岩*:.。☆..。.(´ω`)

 

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近くで見るとごっつい小豆岩(`・ω・´)

小豆岩の全体を観察できるのは春先の潮が引いている今だけなんです!(ちょっと寒いけど)

小豆岩のようなまん丸な岩石は世界各地で見つかっており、「球状コンクリーション」と呼ばれています。

球状コンクリーションは海底で泥や砂が堆積して岩石化する際に、生物の死がいから生じる炭素と、海水中のカルシウムイオンが結合してできると言われています。実際、鵜ノ崎海岸の小豆岩にはクジラの化石が入っているのが確認されたものもありますよ♪(だからみんな鵜ノ崎海岸に行こう)

今回の公開講座で講師をしていただくのは、日本の球状コンクリーション研究の第一人者である名古屋大学教授の吉田英一氏です!

某検索サイトでコンクリーションと検索すると、「コンクリーション 吉田」と出てくるほどコンクリーションの研究で有名な方です。コンクリーションgoogle※本当です

 

球状コンクリーションの硬くて風化しにくい性質、形成プロセスの解明は現代科学に応用が期待されています。

もしかしたら鵜ノ崎海岸の小豆岩をきっかけに世紀の大発明が生まれるかもしれません!(言い過ぎかな?)

 

球状コンクリーションが気になった方はぜひ!公開講座にお越しください!

゚*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚

 

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北秋田市七日市のみなさん、ようこそ男鹿市ジオパーク学習センターに!!

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆

今回は先週、ジオパーク学習センターにご来館された北秋田市七日市のみなさんをご紹介します。IMG_8995 ▲「なるほど、男鹿半島・大潟の地層はこうなっているんだね」。最初に主な特徴について男鹿半島・大潟ジオパークを紹介した映画(5分)を観ていただきました。IMG_8998 ▲「堆積岩や火成岩などいろいろな岩石があるね」。続いて館内を解説付きで回遊し、最後に自由に再び館内を見学してしていただきました。IMG_9002 ▲「わぁっ、できた。おもしろ~い」。時間が少しあったので液状化現象実験や竜巻実験の防災に関した体験学習も行いました。みなさん楽しそうでした。

約1時間の滞在時間でしたが、楽しんでいただけたでしょうか。この日は日本列島や東北日本のできかたを通して北秋田市の地層のできかたもイメージしていただきました。併せて戦国時代の安東氏と浅利氏の関連、男鹿半島の植物、人類の進化についても少し解説しました。

※ジオパーク学習センターでは、生涯学習を目的とした団体の利用にも力を入れています。説明員がわかりやすく解説しますので、来館を希望する団体は、ご予約ください。

 

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地域防災リーダーとジオパークガイド

リーダーという言葉を聞くと、嵐の大野智さんが真っ先に思い浮かびます。

こんにちは。たかみーです(・ω・)ノ

2月2日(日)に男鹿市防災リーダー認定講習会が行われ、男鹿半島・大潟ジオパークのガイドも参加しました。

男鹿半島・大潟ジオパークガイドの会では、救急救命の講習を受けなければガイドできないことになっています。

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午前は防災に関する講話と災害図上訓練DIG、午後は救急救命講習と、丸1日みっちり防災と救急救命について学びました。

防災リーダー(地域防災リーダー)とは災害がおこったときに地域で率先して防災活動を実践する人のことをいいます。

ところで、「自助」、「共助」、「公助」という言葉をご存知でしょうか?

「自助」とは、家庭で日頃から災害い備えたり、災害時には事前に避難したりするなど、自分で守ることです。

「共助」とは、地域の災害時に要援護者の避難に協力したり、地域の方々と消火活動を行うなど、周りの人たちと助け合うことです。

「公助」とは、役所や消防・警察による救助活動や支援物資の提供などの公的支援のことをいいます。

災害が発生した直後では、公助よりも自助と共助が重要だと言われています。

実際に阪神淡路大震災では、公助(消防など)で助けられた人よりも、ご近所さん(共助)で助かった人のほうが多かったと言われています。

防災リーダーには、日頃から地域の方々とコミュニケーションを取るなどして、地域に「顔を売っていく」という役目もあります。

また、防災リーダーは住んでいる地域を理解すること、たとえば地震が起こったときに土砂崩れが起きそうな場所や、津波が起きた際にどこに逃げたらいいか、などを知っておく必要があります。

地域の人たちとコミュニケーションを取って、地域を理解する(・ω・)

え、これってジオパークガイドじゃん。

と講話を聞いていて思いました。

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実際に男鹿市の地図を使って、災害が起こったときにどんな被害が出そうか、避難ルートはどこを通ればいいのかなどをグループで話し合いました。

昭和58年に起こった日本海中部地震では地震発生時刻がお昼ころだったのもあり、飲食店の付近や住宅が密集した地域では火災が発生するのでは、との意見もありました。

今回の男鹿市防災リーダー講習会を受けて、災害時に取るべき行動、地域の人たちと助け合うことの大切さなどを学ぶことができました。

災害が起こったときに地域の人たちのお役に立てうようにがんばろうと思う反面・・・やっぱり災害が来ないのが一番だよなと思います。

台風とか気象関係は天気予報とかである程度予測できるけど、地震なんて専門家でもない限りいつ来るかなんてわからないし、いつ来るかわからないものにビクビク怯えて暮らすのは正直しんどい。

でも日頃から災害に備えておけば少しは心強いなぁと心配性のわたしは思います。

 

 

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台湾のみなさん、ようこそジオパーク学習センターに!!

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆

今回は、2月中旬に男鹿市ジオパーク学習センターに来館された台湾のみなさんをご紹介します。今回の台湾からのみなさんは、なまはげ柴灯まつりや男鹿半島・大潟ジオパークを堪能していただきました。

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▲「一ノ目潟ってこんなふうに水蒸気爆発したのね!!」。最初に英語バージョンで男鹿半島・大潟ジオパークの映画をご覧いただきました。みなさん、男鹿半島のできかたに興味津々です。
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▲「この石を桶に入れて温めるのね。意外に重いわ!!」。「男鹿の石焼料理」の岩石にも触れていただきました。
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▲「大きな振動でマンホールが地面から飛び出してきたわ」。最後に防災学習として、地震の際の液状化現象実験をみなさんで体験していただきました。
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▲こちらは竜巻実験です。みなさん竜巻を起こして楽しそうです。

????台湾からのみなさん、冬の男鹿半島の旅、ありがとうございました。満喫なさいましたでしょうか。またの機会を心よりお待ちしております。

 

 

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ゆざわジオパーク研究発表会に行ってきました①

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ

2月14日(金)に湯沢ロイヤルホテルにて、ゆざわジオパーク研究発表会、SDGsゆざわジオパーク研修が行われました。わたしも行ってきました!

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午前はゆざわジオパーク研究発表会が行われ、第1部では湯沢西小学校3年生、湯沢東小学校4年生、川連小学校5年生、稲庭小学校5年生・6年生がそれぞれゆざわジオパークを題材にした郷土学習のステージ発表を行いました。

どの小学校の子どもたちも、学習を進めていくうえで自分たちのふるさとには宝物がたくさんあるんだと認識していたようでした。

高学年にもなると、自分たちで調べたもの+自分たちで考えたビジネスプランを発表していて、ふるさとの未来を子どもたちなりにちゃんと考えているんだなと感心させられました。

わたしも小学校と中学校のころに総合の学習の時間というのがあってふるさとについて勉強したはずなのに、大人になるにつれて自分とこのふるさとには何にもないと思うようになってしまったのはなぜなんだろう・・・。

子どもたちの発表を聞いて反省しました。

ゆざわの子どもたちよ、こんな大人になるなよ。

※ガイド養成講座でたくさんお勉強したので今はそんなこと思ってないですけどね!

 

次回、SDGsカードゲームで2030年の世界はどうなる!?

お楽しみに゚*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚

 

 

 

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子どもたちが「ジオパーク★スイーツづくり」に挑戦

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆

今回は、2月8日(土)に男鹿市ジオパーク学習センターを会場に開催されたわかみウイークエンドサークル「ジオパーク★スイーツづくり」教室を紹介します。

この教室は、男鹿市の若美公民館と男鹿市ジオパーク学習センターによる児童向けコラボ企画で、秋田県男鹿半島の珍しい岩石などのでき方を楽しいスイーツづくりを通して学ぶ初めての企画内容。募集開始とともに爆発的な人気となり応募が殺到したため急きょ午前と午後の2回に分けて開催することになりました。当日は鉱物チョコ、黒曜石スイーツ、縞石チョコをつくりました。IMG_8976 ▲最初に火成岩鉱物チョコづくり。甘~い香りが漂い始めました。IMG_8983 ▲「わぁっ!!上手にできたよ」。深成岩鉱物チョコと火山岩鉱物チョコのできあがりです。偏光顕微鏡で火成岩を観察すると確かにこう見えるよね。この後、冷蔵庫で冷やします。IMG_8984 ▲「まるで地球の中で激しく活動しているマグマだ!!」。ピカピカのガラス状に光る黒曜石スイーツをつくっているところです。IMG_8989 ▲「わあ~、とっても楽しかった!!」。その後、縞石チョコもつくり、最後にメッセージカードも入れてきれいにラッピングして完成。少し難しい作業もありましたが、みんな上手につくりました。スイーツづくりで、岩石のできかたも楽しく学べたでしょ!!

????男鹿市ジオパーク学習センターでは、ジオパーク学習センターを会場にして様々な団体との楽しく学べるコラボ企画を行っています。みなさんもジオパーク学習センターとのコラボ企画を考えてみませんか。お気軽にジオパーク学習センターにご相談ください。

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来年度の学校教育、生涯学習向け団体来館予約受付中!!

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆

男鹿市ジオパーク学習センターでは来年度の学校教育や生涯学習向け団体予約を受け付け中です。それぞれのテーマやスケジュールに合わせて解説や体験学習を用意しますのでお気軽にご相談ください。IMG_8691 ▲学校教育では授業の一環として年間約30校ほどが来館しています。展示ゾーンのほか、最大50人~60人が一堂に学べる学習ゾーンもあり、電子黒板で画像を通して学ぶことができます。理科、社会科、総合的な学習など様々な目的で訪れています。IMG_5780 ▲火山噴火実験、液状化現象実験、岩石標本観察など様々な体験学習教材を用意しています。

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▲地層や火山噴火など大地の動きについて学ぶため、学校教育関係では実際に男鹿半島のジオサイトへ現地観察にも出かけ解説します。(写真は安田海岸)

▼生涯学習を目的とした団体も数多く来館しています。

IMG_6001 ▲生涯学習を目的とした団体のみなさんが来館し、様々なテーマで学んでいます。IMG_8197 ▲こちらは様々な体験学習を通して防災について学んでいるところです。目的に合わせ様々な教材を用意しています。

「こんなことを学んでみたい」・・まずはジオパーク学習センターにお問い合わせください。電話0185・46・4110

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ジオパークを活用した学校の授業(理科・社会・総合的な学習など)のお奨め

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆

現在、ジオパーク学習センターには年間約30校ほどの学校が授業の一環として来館しています。小学校が最も多く、中学校、高校、大学も来館しています。県内のほか県外の学校も一部訪れています。科目は理科が多く、ほかに社会科、総合的な学習、防災学習など多岐にわたります。小学校で多いのは、理科の「土地のつくりと変化」の授業で、ジオパーク学習センターと現地観察を合わせたスケジュールで学ぶ例がほとんどです。それでは授業の様子を紹介しましょう。IMG_8315 ▲こちらはジオパーク学習センターで男鹿半島の目潟のできかたについて手作り教材を使って解説しているところです。このコーナーでは、様々な火山噴火について学ぶことができます。IMG_8384 ▲「大地は動いている!!」。こちらのコーナーでは男鹿半島の地層と合わせて日本列島のできかたを手作り教材を使って解説しているところです。東北日本のできかたも説明します。IMG_8569 ▲火山噴火実験の様子です。迫力のある噴火実験を通し、防災についてみんなで話し合います。IMG_5093 ▲こちらは男鹿半島の寒風山にある鬼の隠れ里の火口がどのようにしてできたのかについて噴火実験をしているところです。さらに溶岩の粘りの違いで噴火の様子がどのように変わるのかも実験します。

IMG_7383 ▲時間に余裕があれば様々な体験学習もできます。こちらは男鹿半島の岩石を活用した岩石標本観察で堆積岩や火成岩の種類や見方をみんなで話し合いながら学んでいるところです。IMG_5919 ▲こちらは防災学習の一つ、地震の際の液状化現象実験をしているところです。地震が発生した際にマンホールが地面の下から飛び出す原因を考えます。

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▲学習センターで学んだあと、男鹿半島の安田(あんでん)海岸の海食崖で実際に地層を観察します。砂や泥の層の違いや傾斜不整合、貝化石、広域火山灰、亜炭層、断層などからどんなことがわかるのかについてみんなで考えます。天候の悪い日はジオパーク学習センターで安田海岸のバーチャル体験学習ができます。

このほか寒風山、八望台、入道崎など様々なジオサイトがありますので授業の目的や滞在時間と合わせてスケジュールを組みましょう。また体験学習教材はほかにもいろいろあります。

まだ男鹿半島・大潟ジオパークを活用したことのない学校がありましたらご検討ください。内容などにつきましてはお気軽にジオパーク学習センターにご相談ください。団体の場合はご予約ください。

 

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柴灯まつりの前に「男鹿のナマハゲを知ろう!」

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ

2月7日(金)~2月9日(日)に男鹿真山神社で第57回なまはげ柴灯(せど)祭りが行われます!

柴灯祭りのちょっと前、

2月2日(日)には男鹿市民文化会館2階大会議室で、

男鹿半島・大潟ジオパークガイドの会の公開講座「男鹿のナマハゲを知ろう!」が行われます!

もちろん今回も事前申し込み不要・参加費無料です!

柴灯祭りに行く人も行かない人も、この機会にぜひお越しください!

公開講座を聞いてナマハゲについて知っておくと柴灯祭りがもっと楽しめますよ♪

イベント情報:ガイドの会公開講座「男鹿のナマハゲを知ろう!」

 

さらに!祭り初日の2月7日(金)には、来訪神サミット2020 in Oga が開催されます!

シンポジウムやパネル展のほか、

能登のアマメハギ(石川県輪島市)、遊佐のアマハゲ(山形県遊佐町)、米川の水かぶり(宮城県登米市)、吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)の来訪神行事の実演もあります!

もちろん男鹿のナマハゲも登場します゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

他の地域の来訪神行事が男鹿で見られることはめったにないので、この機会にぜひお越しください♪こちらも入場無料です!

 

 

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ジオパーク学習センターとコラボしませんか?

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆

数年前からジオパーク学習センターを会場に、ジオパーク学習センターとコラボしてイベントを開催する団体が増えてきました。みなさんもお互いのノウハウを活用していっしょに楽しいイベントを開催してみませんか?IMG_8066 ▲こちらは近くの公民館とコラボした子ども向け「壁掛けフォトフレームづくり」のイベントの様子です。男鹿で見つけた貝殻や自分の小さい頃の写真などを張り合わせて作りました。ボンドがくっつくまで空いた時間に貝の生態について学びました。IMG_7550 ▲こちらは、秋田市の子ども会のみなさん向けにガイドさんと相談しながら開催した男鹿半島の岩石・貝を学ぶ体験学習型イベントです。写真は防災学習として液状化現象実験をしているところです。男鹿半島の岩石などから半島の歴史を学ぶとともに火山や地震が日本でなぜ起きるのかを火山実験などと合わせて学びました。IMG_8578 ▲こちらは公民館が主催した英語を学ぶハロウィンのイベントで、子どもたちが仮装してジオパーク学習センターを訪れた時の様子です。ジオパークやグリーンタフなどについて学びました。

このほか大人向けにコラボした企画もあります。子ども会や趣味の会、生涯学習の会などジオパーク学習センターと各種団体のお互いのノウハウを活用して学習センターを会場に楽しいイベントを企画してみませんか? お気軽にご相談ください。

お知らせ 若美公民館では2月8日(土)午前10時~12時に男鹿市内の小学生向けに「ジオパーク★スイーツ作り教室」(会場:男鹿市ジオパーク学習センター)を開催します。現在、参加者を募集しています。申込先は若美公民館です。

 

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