大潟村地域おこし協力隊のよっしーです。
連日危険な暑さが続いていますが、みなさん夏バテなどは大丈夫でしょうか。
さて、この暑さの中も元気に飛び回っている野鳥はというと、あまりいないですね。あまりにも暑いので、昼間は木陰などで休んでいるのかなと思われます。
このような猛暑の時期のバードウォッチングは、早朝と夕方が適しています。
今回は夕方の野鳥観察でおすすめのツバメのねぐら入りを紹介したいと思います。
その前に、ツバメについて簡単にご説明します。
大潟村で見られるツバメは、ツバメとショウドウツバメとアマツバメ
大潟村で見られるツバメは、ツバメとショウドウツバメとアマツバメだそうです。
ツバメ
ショウドウツバメ
今現在(2023年8月25日)で確認できているのは、ツバメとショウドウツバメです。
ツバメは大潟村で繁殖していますが、ショウドウツバメは主に北海道で繁殖して南下するときに大潟村へ立よります。
お盆過ぎあたりからショウドウツバメが見られています。(※アマツバメはまだ確認できていません)
ツバメとショウドウツバメの違い
ツバメは喉が赤茶色で、比較して少し体が大きいです。
ショウドウツバメは胸に黒線が入っていてツバメと比較すると体は少し小さいです。
ツバメのねぐら入り
少し暗くてわかりずらいのですが、ツバメの声と羽音でもその数の多さや飛ぶ速さは伝わったでしょうか?
場所は、保護区に近い西部承水路です。ヨシの面積が多く生えている場所に、大潟村のツバメと男鹿市の若見方面からのツバメが西部承水路を目指して一斉に集まってきます。その数や声、羽音に圧倒されまること間違いなしです。
【2023年8月10日19時ごろ撮影】
西部小水路で、男鹿市の若美方面からねぐらを目指すツバメの映像です。撮影日は風が強い日ということもあり、徐々にあつまってきている様子です。
【2023年8月15日19時ごろ撮影】
現在(2023年月24日)は、ねぐらが少し船越よりに移動していましたが、ねぐら入りが見られました。
ツバメだけでなく、ハクセキレイやスズメ、コムクドリなどの野鳥もヨシで眠るらしく、周辺で見られる確率が高いです。
ハクセキレイも夕方道路に集まってきて、ヨシにねぐら入りします。
ぜひ、この夏ツバメが南へ帰ってしまう前にねぐら入りを見学してみませんか?
ツバメの数に圧倒されること間違いなしです。
この貴重な生息環境も未来のツバメや野鳥、子どもたちのために守っていきたいですね。
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