第5回ガイド養成上級講座~準備編②~

鵜ノ崎海岸で化石を探すこと3日、ようやく化石を見つけて浮かれているたかみー。

しかしどうガイドするかは白紙のままだった―。

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ

前回(10/8のブログ)に引き続き、ガイド上級講座の実技はどのように準備しているのか?

その様子をお届けします(・ω・)

そもそも鵜ノ崎海岸とはどんなところなのか?を考えたときに思い出したのが

鵜ノ崎海岸の駐車場に立ってる、「日本の渚百選」のこれ↓

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他にはどんなところがあるのか、もしかして勝手に名乗ってるだけなのでは、と思い調べてみました。

日本の渚百選は、平成8年に海の日が国民の休日として制定されたのを記念に制定されました。

日本の渚百選のほんの一例をご紹介いたしますと、

森進一さんの歌で有名な北海道の襟裳岬、千葉県の九十九里浜(チーバくんの首の後ろあたり)、日本三景宮城県の奥松島、日本最古の歴史書「古事記」に出てくる鳥取砂丘の白兎海岸(はくとかいがん)など、

全国の有名なところがじゃんじゃん出てきました。

もしかして鵜ノ崎海岸ってすごいところなのかも(人´ω`*).☆.。.:*・゜

って思っていただけたらうれしいです。

さて、男鹿半島・大潟ジオパークには特徴的な地形や地層がたくさんありますが、説明するには図があったほうがわかりやすいですよね?

というわけで鵜ノ崎海岸の「鬼の洗濯岩」を説明するための図を作ってみました。

こちらが実際の鬼の洗濯岩です。洗濯板みたいにしましまギザギザになってるのがわかると思います。

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鬼の洗濯岩のでき方① 鬼の洗濯岩のでき方② 鬼の洗濯岩のでき方③

地味に大変だったのこれ(´ω`)

最後なんか図を作るのがしんどくて結局写真を入れました。

大きめA3サイズで印刷したけど大丈夫かな(´ω`)見づらくないかな(´ω`)

不安しかない(´ω`)

次回のブログでは第5回ガイド養成上級講座当日の様子をお届けします。

未来のガイドさんたち頑張りましょう♪

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船越小学校6年生、天王小学校6年生のみなさんが来館しました。

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^^♪

10月2日に船越小学校6年生、10月4日に天王小学校6年生の皆さんがジオパーク学習センターに来館しましたので一部その活動を紹介します。

10月2日(水)に来館したのは男鹿市の船越小学校6年生のみなさんです。ジオパーク学習センターで大地の動きや火山のできかたなどを学習した後、実際に寒風山の頂上から火山噴火の様子を確かめました。

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▲寒風山の頂上から火山噴火の様子を確かめました。
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▲同じく頂上の反対側から縄文時代の男鹿半島の大地の動きについて学習しました。写真は自分たちの学校がここから見えるか、みんなで探しているところです。

10月4日(金)には潟上市の天王小学校が来館しました。学習センターで男鹿半島の大地の動きを学習した後、安田海岸で地層観察をしました。

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▲安田海岸で実際に様々な地層に触れてそれらがどんな地層かみんなで話し合っています。またその地層から当時の環境も想像してみました。
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▲こちらは貝化石層から貝の種類を確認し、当時の環境を話し合っているところです。

※ジオパーク学習センターでは、安田海岸の野外学習予定時に急に雨天となった場合、学習センター内で安田海岸のバーチャル体験学習ができるように準備しています。そのほかにも学習センターでは岩石標本観察や防災学習などの体験学習教材を多数用意していますので学校関連の利用の場合、ご相談ください。また、一般の生涯教育関連の団体にもご利用しやすいような教材など用意していますのでご利用ください。

 

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第5回ガイド養成上級講座~準備編①~

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ

 

10月6日(日)にガイド養成上級講座が行われました。

わたしも(一応)受講生なので、鵜ノ崎海岸のガイドを担当することになりました。

今回のブログは鵜ノ崎海岸をガイドするにあたり、

わたしがどんな準備をしてきたのかご紹介したいと思います(*´∀`*)ノ。+゜*。

男鹿半島・大潟ジオパークをより楽しく、より面白く、かつ安全に楽しんでいただけるように、

ガイドさんはいろいろ下準備をがんばっているんだよ

ということが少しでも伝わるといいなと思います。

 

というわけで9月某日、お仕事が終わってから鵜ノ崎海岸にやってまいりました。

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雲がいいかんじ。

この日やってきた目的は危険なところはないかなどの安全確認のためです。

鵜ノ崎海岸は崖とかないので危険なところはあんまりないですが。石がごろごろ落ちてるので足元は気をつけなくちゃいけません。

それともう一つの目的は、化石探しです!(9割こっちが目的だったりする)

鵜ノ崎海岸は約1,000万年前の海底でできた地層が隆起してできた浅い海なので、

足元に落ちている岩石をよーく見ると化石が入っているんです!

やっぱり実物を見せたほうがお客さんのテンションも上がるし、説得力もマシマシですよね!!

・・・で、この日は結局見つからず(´・ω・`)

次の日、男鹿半島・大潟ジオパークジオサイト観察手引書(大潟村干拓博物館・男鹿市ジオパーク学習センターで絶賛販売中。税込でたったの1,000円)を読んでいてわかったんですが、

どうやら化石は泥岩のラミナという平行に入った細かいすじにそって割れた平らな面に入っているとのこと。(ていうか予習してから行きなさいよ←)

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有益な情報を得たのでもう見つかる気しかしない。

そして化石を探し始めて3日目。

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わーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

化石が見つかりました!!お魚の背骨と頭?がわかりますでしょうか!?

1,000万年の時を経てわたしに会いに来てくれたんだね化石ちゃん!!

ありがとう化石ちゃん!!

 

さて、化石に出会えたはいいが肝心なガイドはどうする!?どうガイドする!?

次回につづく

 

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大潟小学校6年生、脇本第一小学校6年生が来館しました

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^^♪

9月26日(木)の午前中に、大潟小学校6年生のみなさん、午後に脇本第一小学校6年生のみなさんが来館しました。その学習の様子を一部ご紹介します。

最初に、午前中に来館した大潟小学校6年生のみなさんをご紹介します。IMG_8418 ▲こちらは男鹿半島にある岩石を活用して「岩石標本観察」をしているところです。堆積岩の砂岩、泥岩、礫岩の違いを手で触れたりルーペで観察しながら調べています。

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▲安田海岸で地層の野外観察をしているところです。写真は露頭で砂岩層と泥岩層の違いを観察しています。併せて当時の環境も推測します。
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▲同じく安田海岸で貝化石層を観察しているところです。見つけた貝化石から当時の環境を推測します。

続いて当日午後に来館した脇本第一小学校6年生のみなさんをご紹介します。IMG_8452 ▲こちらは東北日本がどのようにして陸化したのかをみんなで考えているところです。日本列島のでき方などについても様々な質問がありました。IMG_5515 ▲安田海岸の大写真を見ながら地層の成り立ちや化石の見方についてみんなで考えているところです。IMG_5539 ▲寒風山の二種類の火山噴火の様子をマグマの粘りの違いから観察しているところです。

ジオパーク学習センターでは、子供たちの理解を深めるため、様々な体験学習教材を用意し授業支援をしています。教育機関におきましては理科や社会、総合的な学習などにご利用ください。また生涯学習にも適しています。

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野鳥のすみか

みなさん、こんにちは!大潟村Zekkyです♪

皆様、何気なく目にしている野鳥の写真ですが、

実は、撮影するのが本当に難しいんです。。。

大潟ジオサイトの中にある大潟草原鳥獣保護区なのですが、

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現在、このような状況です。草の伸びきっている感で、分かる方も

いらっしゃると思いますが、人の背丈より草丈が長いです。

当然見通しも効かず、人が認知できる距離ですと野鳥は当然逃げます。

障害物なく、撮影される野鳥の姿なんか、奇跡的なんですよ。。。。

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東北ジオパークフォーラムin鳥海山・飛島⑤

みなさん、こんにちは!大潟村Zekkyです♪

最後に、有志登壇で記念撮影を行いました。IMG_5615

本来であれば、この時間は、『次期開催地からの発表』という枠なのですが、

管内一巡、形を変える、とのこともあり、記念撮影枠となりました。

私は写真撮影係をしておったもので、、、、

フォーラムという形が最後なんだったら写っておけばよかったっすねぇ。。。

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飯田川小学校6年生のみなさんが来館しました

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^^♪

9月24日(火)に飯田川小学校6年生のみなさんが来館し、一日かけて男鹿半島の主なジオサイトに出かけ様々な地層を観察しました。IMG_8384 ▲ジオパーク学習センターでは男鹿半島・大潟ジオパークを題材に日本列島のでき方などを学びました。これから回る野外観察の予備知識です。

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▲「大地はダイナミックに動いている!!」・・。安田海岸では様々な地層を観察し、当時の環境をみんなで考えました。
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▲「ホタテガイの化石を見つけたよ。当時の環境は?」・・。安田海岸の貝化石層からどんなことがわかるか、みんなで考えました。
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▲鵜ノ崎海岸で珪質頁岩から魚の化石を探し、その様子を観察しました。

当日はこのほかにも入道崎や潮瀬崎のジオサイトも回り様々な地層をじっくり観察しました。「大地を観察するっておもしろい」でしょ。

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秋田船方節と北前船と男鹿半島

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ

11月17日(日)に男鹿市民文化会館で第32回秋田船方節全国大会が開催されます。

今年も全国から自慢の歌声を披露しに出場者のみなさんが集結します!

民謡界のレジェンド小野花子さんの民謡ショーもありますので、

ぜひ会場に足を運んでみてくださいね゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

 

さて秋田船方節は、北前船の船乗りを相手に芸者が唄った船川節が元であると言われています。

北前船は江戸時代中期から明治30年代にかけて、大量の荷物を積んで日本海を往来していた船のことです(北前船については過去のブログ参照→2018年5月30日

ここで本日2度目のお知らせ。

11月9日(土)に男鹿市民ふれあいプラザハートピアホールにて、

放送大学秋田学習センターの秋田をまなぶ講座シリーズⅥ第3回

「北前船と男鹿半島」が行われます゚*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚

秋田船方節や真山神社五社殿に残る船乗りたちの落書き、双六の船絵馬など、

実は男鹿には北前船が関係しているものがたくさん残っています。

講座を聞いたらさらに男鹿について詳しくなっちゃうかも?

入場は無料ですが事前申込みが必要ですので詳しくはこちらをご覧ください↓

秋田を学ぶ講座シリーズⅥチラシ

FAX受講申込みシート

 

 

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東北ジオパークフォーラムin鳥海山・飛島④

みなさん、こんにちは!大潟村Zekkyです♪

フォーラム翌日は教育分科会(東北学術研究者会議)に参加、

高校教科で2020年「地理総合」が必修化となるにあたり、

ジオパークとして何ができるかということを学び、

実際に高校の先生方を招いて意見交換を行いました。

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東北ジオパークフォーラムin鳥海山・飛島③

みなさん、こんにちは!大潟村Zekkyです♪

続いて、交流会です。

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鳥海山・飛島ジオパークの方々に地のものを盛大に振る舞っていただきました。

大変おいしかったです。

さて、ここにきて、毎年行っていたこの東北フォーラムですが、

今回の鳥海山・飛島大会を持ちまして、正会員では管内一巡。

来年、この大会をどーするか!?という課題に直面しています。

企画は男鹿半島・大潟で設計することとなっておりますので

ガラッと形を変えてオール東北で再スタートするつもりですが、

色々な方とこのことについてお話ししました。

いずれ、発表できる状態になればお知らせしますが、

もう一年切ってるんですよね。。。。

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