先日、男鹿の若美公民館で行われた「若美大学開講式」で出張講座を行ってまいりました。
ジオパークというと大地の歴史であったり地層や化石などについて語られることが多いかと思いますが、今回は大地が育む男鹿の特産物とジオパークの関連性についての話です。
その中でちょうど今が旬の素材についても紹介いたしました♪ので、こちらでもちょっと紹介したいと思います。
今日が開講式でめでたいということで「鯛」
男鹿半島の宿泊施設や飲食店では5月から6月末まで鯛をメインにした料理でおもてなしをする「男鹿の鯛まつり」を開催するのですが、なぜ男鹿半島沖に鯛がやってくるのか?これにもジオが大きく関わっているのです。
男鹿半島沖には北からやってくる冷たい海流(リマン海流)と暖かい海流(対馬海流)がぶつかり合う場所があります。
そこは潮目と呼ばており、魚の餌となるプランクトンが大量に発生します。
産卵のために栄養を蓄えなければいけない鯛が、餌を求めて男鹿沖にやってくるところを大謀網という漁法で捕獲するのです。
そのほかにも「メロン」や「男鹿梨」についても紹介したのですが、旬の季節がやってくるまで隠しておきたいと思います(^v^)
もし男鹿市内・大潟村内の団体さんでジオパークについて話を聞いてみたいという方々がいらっしゃいましたら、当ページ上部にある「ジオガイド予約」のところからお気軽にお問い合わせください。団体さんの要望に合わせて男鹿半島・大潟ジオパークについてご紹介させていただきたいと思います。
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