ジオガイド養成講座行いました!!~後編~

皆さまおはようございます!

 

先週、出勤前にタイヤ交換をすると、雪を見る事がなくなった。どうも、kouです!

 

今回は前回に続き、後編を紹介しま~す(^O^)

 

午後からは大潟村のジオサイトで研修!ガイドは引き続き薄井さんです。

まずは「八郎潟干拓碑」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは干拓工事の際、初めて陸地として現れた場所を記念して設置した石碑です!

だから、大潟村発祥の地とも言われていますよ~!

ちなみにこの石碑の周りの石は、大潟村の形に並べられています。

 

 

 

 

 

 次は、日本一低い山(標高3.776m・築山)である大潟富士です。ここにはどんな秘密が隠されているのでしょうか?実は・・・

 

 山頂が、海抜0なのです!青線より下は湖でした。ここに来ると、現在は、かつての湖の底で生活していることがよくわかりますね。

 

次は、サイフォン式取水口です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この大きな管は、大潟村でとても大切なものです。なぜかというと、

この管から農業用水を引きこんでいるのです。「大潟村あきたこまち」はとてもおいしいですよね!その米を作る時の水もここから運んでいるのです。

 

 

そして最後に、南部排水機場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここは、大潟村の心臓ともいえる場所です。どういう事かというと、大潟村は堤防に囲まれているので、生活排水などの水はどんどん溜まっていきます。村はこの溜まった水をくみ出さなければ浸水してしまうのです(:_;)

そこで!この排水機場が水をくみ出し、大潟村の生活を支えているのです!

 

 

多くの場所に行き、いろんな魅力を教えてもらい、受講生の皆さんはメモを取りながら熱心に話を聞いていました。私もとても勉強になり楽しく時間を過ごしました(^O^)

 

ジオガイド養成講座は初級・上級ともに、もう少しで最終講座です。

雪が降りとても寒いので、受講生の皆様、くれぐれも雪道とお体にはおきをつけて頑張ってください!!

 

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ジオガイド養成講座行いました!~前編~

みなさまこんにちは。ついに初雪ですね(^.^)

小学校の頃に初雪をみた時のあのテンションはいづこへ?

さっきから寒くて足がガクブルです。どうも、生まれたての小鹿、kouです。

 

 11月9日(土)にジオガイド養成講座がありました。

今回はジオガイド初級・上級講座受講生が一緒に勉強!

前編・後編で紹介します!

 

 

本日は前編の座学です!会場の大潟村干拓博物館は35名の受講生の方でいっぱいに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずは、秋田地学教育学会会員の渡部 晟さんの授業です!

                  テーマ

           ~「男鹿島と八郎潟の生い立ち」~

 

と、その前に・・・大潟村ってどうやってできたの?というそこのあなた!今日の舞台である大潟村の成り立ちを簡単に紹介します!

 

かつて大潟村は、八郎潟という日本第二位の面積を誇る大きな湖でした。戦後の食料不足を解消するため、農地を拡大しよう!という事となり、八郎潟を「干拓」することになったのです。干拓とは埋め立てと違い、湖を堤防で締め切って内部を排水し、新たに陸地を造ることです。

そうして1964年に、なんと!かつての湖の底に「大潟村」が誕生したのです!人の力でつくられた村なのですね~(^o^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 では、授業に戻ります!

 

人の手でつくられた大潟村には地層などの露頭が一つもありません

じゃあどうすれば大潟村の露頭を見られるかというと・・・

地面を掘るのです!!!

 
上の写真は、掘った穴の横面を平らにし、強力接着剤のついた布を貼り付けて採取した「はぎとり標本」です。かつての湖に住んでいた、たくさんの貝達に会えますよ!

大潟村干拓博物館に展示されていますので、興味のある人は是非見に行ってください。

 

人の力でつくられた大潟村ですが、このような露頭まで、人の力で掘り起こされるなんて、なんだか不思議ですね!

 

 

続いての授業は、

~「ジオガイドとは」~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大潟村の課長補佐・学芸員で、多くの方を案内してきた薄井 伯征さんからガイドの極意を学びました。

 

ガイドに必要なものを色々教えてもらったのですが、その中で、

「インタープリテーション」という言葉がありました。

観光客に地域の魅力を伝えるとき、学んだことをそのまま伝えるのではなく、

噛み砕いてわかりやすく、自分の言葉で伝える。

これがお客様に楽しんでもらうためにとても大切なことなのです!

インタープリテーション・・・・実行に移すとなると、かなりの勉強が必要だべな~(^_^.)

 

これにて午前終了!受講生みなさんお疲れ様でした(^o^)

午後の実地研修は、後編で紹介します!

それではまた(^.^)

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おぼこ岩を探しにいこう

こんにちは。

突然ですが、この岩、なんだかわかりますか?

男鹿半島の南磯、鵜ノ崎海岸で見られる「小豆岩(あずきいわ)」、

見た目が可愛らしいことから通称「おぼこ岩」とも呼ばれています。 

「おぼこ」とは、「あかちゃん」とか「ちいさいこ」などの意味で使われる方言です。

 

 

 

 

 

 

 

 時々、ジオパーク関連のイベントで様々なパネルを展示するのですが、

一番、問い合わせが多いのがこの「おぼこ岩」の写真です。

「この岩、どこで見れるんですか~?」とか、「私、地元だけど、こんな岩あったっけ~?」とか。

ただ干潮にならないと、なかなかお目にかかることができないので、毎日鵜ノ崎を車で通りかかっても、気づかれていない方も多いかもしれません。

数年に一度見られる流星群ほどではないですが、大きく潮が引いたときにだけ姿を現すって、なんだか素敵ですね。

 

「おぼこ岩を見たい!」という方に朗報です。

当サイトの潮見表で男鹿の潮位が確認できます。

戸賀塩浜の潮見表ですが参考になります。

また、鵜ノ崎海岸に設置した男鹿市のライブカメラで、その時々の潮位が確認できるのです。

この映像を目安にお出かけしてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

潮見表では、今週は今日から11月8日(金)までの午前10時~午後1時頃、

次は11月16日(土)~11月20日(水)頃の午前がおススメです。

まるまる全体は見れないかもしれませんが、かなりの割合で丸~い姿がひょっこり顔を現しているはずです。

幻!?の「おぼこ岩」を探してみてはいかがでしょうか。

tani

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赤神神社五社堂とジオ

吉永小百合さんが秋田県立美術館の大壁画「秋田の行事」を見ているCMが印象的な「秋田デスティネーションキャンペーン」が現在開催されています。

さまざまなおもてなしイベントが行われていますが、本日紹介させていただくのはイベントではなくこちら!

男鹿のなまはげ伝説発祥の地「五社堂」です。

鬼が積んだ999段の石段伝説と、最盛期には9つのお寺と48の宿舎が立ち並んだといいます。修験者たちが歩いた大峰道(おおみねみち)とおやまかけなど、男鹿の文化や伝説を語る上で欠かせない場所です。

そんな五社堂に掲示されているこの絵図

江戸時代の初めころ、狩野派の狩野定信さんが当時の門前から西海岸地区の様子を描いた「男鹿図屏風」(県指定文化財)の写しです。

さながら西海岸を飛ぶ鳥が見たような視点で描かれ、島めぐりをして宴会に興じるなど、当時の様子を伝えるこの絵巻にはあるものが描かれていません…それは…

ゴジラ岩。当然ですよね、江戸時代にゴジラいるわけないですもの。これじゃなくて

 

ゴジラ岩がいる潮瀬崎が描かれていないんです。。。

 

これは狩野さんが描かれた時代は今より海水面が高かったのか、それとも地形が隆起してきたものか

はたまた別の場所からやってきたのか… ←

 

そんな現在とは違う当時の景観に想いをはせることも出来ます。

 

さて、現在五社堂入口の長楽寺駐車場には臨時案内所が開設され、ガイドや杖の貸し出しを行っているほか、土日祝日には軽食の販売も行われます。

期間は11月末日までの10時から15時となっておりますので、男鹿のジオサイト見学の休憩の際にはぜひ立ち寄ってみてください♪

臨時案内所の詳細についてはこちらをごらんください。

 

だい

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