みなさまこんにちは。ついに初雪ですね(^.^)
小学校の頃に初雪をみた時のあのテンションはいづこへ?
さっきから寒くて足がガクブルです。どうも、生まれたての小鹿、kouです。
11月9日(土)にジオガイド養成講座がありました。
今回はジオガイド初級・上級講座受講生が一緒に勉強!
前編・後編で紹介します!
本日は前編の座学です!会場の大潟村干拓博物館は35名の受講生の方でいっぱいに!
まずは、秋田地学教育学会会員の渡部 晟さんの授業です!
テーマ
~「男鹿島と八郎潟の生い立ち」~
と、その前に・・・大潟村ってどうやってできたの?というそこのあなた!今日の舞台である大潟村の成り立ちを簡単に紹介します!
かつて大潟村は、八郎潟という日本第二位の面積を誇る大きな湖でした。戦後の食料不足を解消するため、農地を拡大しよう!という事となり、八郎潟を「干拓」することになったのです。干拓とは埋め立てと違い、湖を堤防で締め切って内部を排水し、新たに陸地を造ることです。
そうして1964年に、なんと!かつての湖の底に「大潟村」が誕生したのです!人の力でつくられた村なのですね~(^o^)
では、授業に戻ります!
人の手でつくられた大潟村には地層などの露頭が一つもありません。
じゃあどうすれば大潟村の露頭を見られるかというと・・・
地面を掘るのです!!!
上の写真は、掘った穴の横面を平らにし、強力接着剤のついた布を貼り付けて採取した「はぎとり標本」です。かつての湖に住んでいた、たくさんの貝達に会えますよ!
大潟村干拓博物館に展示されていますので、興味のある人は是非見に行ってください。
人の力でつくられた大潟村ですが、このような露頭まで、人の力で掘り起こされるなんて、なんだか不思議ですね!
続いての授業は、
~「ジオガイドとは」~
大潟村の課長補佐・学芸員で、多くの方を案内してきた薄井 伯征さんからガイドの極意を学びました。
ガイドに必要なものを色々教えてもらったのですが、その中で、
「インタープリテーション」という言葉がありました。
観光客に地域の魅力を伝えるとき、学んだことをそのまま伝えるのではなく、
噛み砕いてわかりやすく、自分の言葉で伝える。
これがお客様に楽しんでもらうためにとても大切なことなのです!
インタープリテーション・・・・実行に移すとなると、かなりの勉強が必要だべな~(^_^.)
これにて午前終了!受講生みなさんお疲れ様でした(^o^)
午後の実地研修は、後編で紹介します!
それではまた(^.^)