こんにちは!!
12月も残り少なくなってきましたね
館内、あちらこちらの片付けの際に、大潟村教育委員会発行の
大潟村自然観察ハンドブック~豊かな大地の多様な生きものたち~
のハンドブックを読み出してしまいました。
何度か目には触れていたものの中身を読んだ事は無かったので
とてもわかりやすく関心の低い人私でも、興味深く読むことができました。
内容は、
大潟村の生きもの、植物、昆虫、両性類・爬虫類、魚
きのこ、コケ、渡り鳥、絶滅危惧種の事が写真も豊富で
わかりやすく書かれていました。
私が一番興味が持てた部分は大潟村の渡り鳥「鳥の楽園・大潟村」
という部分です。
大潟村が鳥の楽園だ!!という言葉は何度か聞いていますが、
楽園に成り得た理由がとてもわかりやすく記載されております。
まずは
①大潟村には餌となり落ち葉や昆虫、小動物が豊富
②農地・防災林、水路、残存湖、ヨシ原、原野など多様な環境
③外側が水路に囲まれ、地理的に半独立
④見通しがきく広大な土地
以上が効果的にはたらき、外敵などの進入が少なくなって
カモ類などの水鳥が多いほか、干拓されたことで陸の鳥も移って
きたなどの要因が重なり、種類・数が多くなってきているようです。
関心が低く、「ただ大潟村は野鳥がたくさんいる!!」ではなく
きちんと大潟村の自然環境を理解する事が、農業をするうえでも
大事な事なのではと、片付けしながら思いました。
博物館で開催する、自然観察会のもたくさん参加し、大潟村の
自然について、語り継ぐ人材を育成していく必要があると痛感しました。
今日はこのへんで
またね!!
SASAKIでした。