男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆
今回はジオパーク学習センターの展示物で話題を集める男鹿半島の「目潟火山群」について紹介します。 ▲男鹿半島には三つの小さな湖があり、いずれもマールと呼ばれる火山の火口に水が溜まったものです。どのようにして誕生したのかは学習センターでわかりやすく解説しています。 ▲手に持っている岩石は、一ノ目潟付近で見つかったかんらん岩。マントル起源の捕獲岩として広く知られています。かんらん岩は、部分溶融すると玄武岩質マグマになるため、様々な岩石の生みの親とも言えますね。ジオパーク学習センターで観察できます。 ▲湖底からの贈り物といわれる一ノ目潟の年縞(ねんこう)です。縞々模様から1年単位の環境変動などを知ることができます。 ▲江戸末期には一ノ目潟を活用して水路トンネルを作り新田づくりが行われています。こちらも詳しくは学習センターで聞いてね。
■このように男鹿半島のジオサイト・目潟だけでも魅力あふれる様々な見どころがあることがわかります。詳しくはお気軽にジオパーク学習センターにご来館ください。団体の場合はご予約ください。
■今年度のジオパーク夏休みワクワク教室の参加申し込み等の概要につきましては6月28日のこの欄などで発表します。
■先日、男鹿半島の人気ジオサイトの一つ「安田海岸」(あんでんかいがん)に観察に出かけたところ素敵な写真が撮れましたのでご紹介します。