こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ
8月5日(日)に、ジオパークガイド養成初級講座第3回が行われました!
今回のブログはその様子をお届けします(ˆωˆ)
この日は終日、楽しい楽しい現地研修!
鮮やかな緑色の岩石グリーンタフでおなじみ、館山崎からスタートです!
この日のお天気はあいにくの雨だったんです・・・。
でもガイドのタマゴたちは元気いっぱいです(ˆωˆ)
きれいな緑色のグリーンタフ(*´∀`)
タフというのは凝灰岩(ぎょうかいがん)という意味で、
火山灰が降り積もって固まった岩石です。
噴火のときに火山灰が熱水に触れてこんなきれいな緑色になりました。
グリーンタフは雨で濡れるとより一層深みの増したターコイズのような緑色になるので、
雨の日に観察するのもオススメですよ♪
(小雨だったのでターコイズ感があまり伝わらない・・・。ぜひ雨の日は館山崎へ!)
次は鵜ノ崎海岸です!
じゃーん!!!!!!!!!!!!!
受講生の方が見つけた魚の背骨の化石です!
わたしも化石見つけたかったー!
午後は寒風山からスタートです。
板場の台から見た、第1火口です(・ω・)
妻恋峠火口から流れた溶岩が、第1火口のくぼ地を埋めてしまったためにできた地形です。
土手みたいに見えるのが、溶岩堤防です。
溶岩は端っこと表面が固まりやすいので、このような地形ができました。
流れ出た溶岩が固まって、岩石になって、風化されて土壌ができて、植物が根を張って・・・
いったいどれだけの膨大な時間をかけて今の寒風山の景観ができあがったんだろう(・ω・)
お次は、ハンパなくおいしいお水が湧き出る、滝の頭湧水です!
滝の頭湧水の水は、雨水が寒風山の溶岩にしみこみ、
長い時間をかけてゆっくり濾過されて出てきます。
水が出てくるのに、20年~25年かかるんですって!!
寒風山の自然環境を守ることが、きれいな水を守ることにもつながるということを、
ガイドの会の澤木会長がおっしゃっていたのが印象に残っています。
ちなみに、わたしは滝の頭湧水の見学中、両手両足合わせて20か所くらい蚊に刺されました・・・。
今も腕をぽりぽりしながらブログを書いています。
夏のジオサイト見学は熱中症対策も大事だけど、服装にも要注意です!
半ズボン履いていっちゃダメですよ!
最後は、全国から地層愛好家が訪れる(?)、安田海岸です。
やすだと書いて、あんでんと読みます。
この白い地層は火山灰なんですが、北海道の洞爺カルデラが噴出源の火山灰層なんです!
九州の阿蘇山の火山灰や、中国と北朝鮮の国境にある白頭山(はくとうさん)の火山灰の層も見ることができます。
火山灰の化学組成や、火山ガラスの屈折率の違いによって、どこから飛んできた火山灰なのか、
いつ噴火したときの火山灰なのかわかるんだそうです。すごいなぁ(´ω`)
安田海岸では貝の化石や植物の化石もたくさん見つけることができます!
貝の化石があるということは、昔ここは海だった。
植物の化石があるということは、昔ここは陸だった。
つまり、海と陸地を繰り返しているんです!
気候変動によって海水面の高さが変わるからなんです。
地層ってタイムマシンみたい(´∀`)
そして、晴れてガイドさんになると、タイムトラベルの案内人になるわけです・・・(´ω`)
ガイドのタマゴたちの修行はまだまだ続く・・・。