男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^_-)-☆
今回は7月28日(日)に開催したジオパーク夏休みわくわく教室「昆虫樹脂標本づくり」の様子を紹介します。
今回は県内各地から昆虫好きの子どもたちがたくさん集合し、「昆虫樹脂標本づくり」をしました。 ▲当日は子どもたちだけでなく保護者もいっしょに参加し「昆虫樹脂標本づくり」をしました。子どもたちは溶液が手に付かないように手袋とマスクをして作業をしました。作業工程がいろいろあり、なおかつ慎重な作業が求められるため、みんな真剣です。 ▲こちらは2種類の溶液を丁寧にゆっくり混ぜ合わせた後、昆虫が入ったケースに溶液を入れているところです。泡が溶液に出ないよう丁寧に作業をしています。昆虫の体が溶液で隠れたら流し込みを止めます。溶液を多く流し込み過ぎると後で泡が抜けきれなくなることもあるため、全神経を注ぎます。 ▲溶液を流し込んだ後、昆虫の翅の部分から泡が出たりすることもあるため、しばらく様子を見ます。もしも泡がいくつも出たら泡を飛ばすか端っこに寄せたりします。ただし溶液が固まってきたら作業はできませんのでその見極めがとても大事です。 ▲溶液がすっかり固まるまで2日間ほどかかります。数日後、固まった後でケースの下の部分をトントンと叩くと、こんなふうにきれいな昆虫の樹脂標本ができあがります。できあがった標本を見ると、それまでの努力が思い出され、不安も吹っ飛び、感動します。
今回は最初失敗してしまった子どもたちも数人いましたが、再度挑戦していただきました。参加した子どもたちも保護者のみなさんもたいへんおつかれさまでした。
冬にもまた新たな企画でジオパークわくわく教室を開催しますのでご期待くださいね!!