こんにちは、コンバインイクタです????
このぶらりジオの旅も第5回、寒風山編は無駄に3パートあったのでのべ8回目となりました。結構書いたな~!
そんな今回は男鹿半島の先端部分、入道崎となっています。
入道崎といえば、オカルトマニア的にはやはりUFOの存在ではないかと。
時は平成15年9月16日。今から約20年前に『お食事処 みさき会館』の店主さんが夕日の沈む入道崎で遭遇したという未確認飛行物体・・・その際に撮影したビデオが地上波で放映され、話題を呼びました。
みさき会館さん横にあった目の引くセンセーションなUFO出現という看板は撤去されていました。経年劣化でしょうか、悲しいね。
と前置きが長くなりましたが、一般的に入道崎といったらやはりこの黒と白の縞模様の灯台ではないでしょうか!
????どうして白黒の縞模様なのか?というと、「雪が降っても海上からわかりやすいように」という理由でした。
明治31年に建てられ、4月から10月までは1人200円で上まで登れます。ちなみに私は体力的な意味で断念いたしました。
そしてこの入道埼灯台、つい先日『燈の守り人プロジェクト』でキャラクター化されています。CV.大和田仁美さん!大和田さんといえば某競走馬美少女化ゲームのパワーあふれるファ????子だったり、某偉人召喚ゲームの魔女裁判を起こした少女だったりと可愛らしい声に定評がありますが、この入道埼灯台こと斧松(元はおそらく男鹿開拓の立役者・渡部斧松)ではボーイッシュな役柄をされています。
興味のある方は、Youtubeにボイスドラマが公開されていますのでぜひ(ステマではありません)。
????こちらはジオサイトの一つ『鹿(しし)落とし』です。
名前の理由は直球で、かつて男鹿に鹿????が多数生息していましたが、あまりに増えすぎたためここから落としてしまおう!という経緯からつけられたものです。ひどい。
しかしそんな鹿落としの断崖には火山灰や火山礫が積み重なって固まった溶結凝灰岩があります。それが崩れた後海で磨かれ、選ばれし岩は男鹿の名物料理・石焼料理に使われています。
鍋に熱した石を突っ込むなんて、昔の人は何をどう思って「鍋に石突っ込んだろ!」という考えに至ったのかすごく気になります。博物館の蔵書に答えはあるのだろうか・・・????
????続いては『北緯40°線モニュメント』&『地図石』&『日時計石』&『北斗の石』です。
1枚目向かって真ん中にあるのが日時計石と地図石、その更に奥側にあるのが真北のラインを表す北斗の石です。入道崎と彫られた岩の後ろにあるのは『波の石舞台』。
2枚目は別アングルから。このアングルもイイ!
このオブジェ群は『太陽の日時計』が天空、『波の石舞台』が海、『北斗の石』が大地を表しているのだそう。
ん?これ、あとは呪われし姫君がいれば完全に????クエストになるんですが・・・
みんなも入道崎に来て、勇者になろう!
????最後は『鬼の俵ころがし』です。
こちら、少し見えにくいですが左右がピンク色の岩石(花こう岩)なんです。ピンクとは・・・?
その花こう岩の間に濃い茶色の一本道があります。こちらは玄武岩で、鬼が米俵をころがして運んだように見えることから『鬼の俵ころがし』と呼ばれています。鬼はここからどこへ米俵を持って行こうとしたんだろうと考えると止まりません。というか米俵はどこで採ったものなんだろう・・・とか。
そして、その奥に見える黒い岩が火山角礫岩(かざんかくれきがん)です。
この岩石たちは、若い順に玄武岩が2000万年前、火山角礫岩が7000万年前、花こう岩が9000万年前になっています。恐竜が絶滅したのが約6500万年前と言われていますから、玄武岩以外はそれ以前から存在していたことになります。なんだか壮大な話ですが、ジオサイトとなっている岩石群の多くは何万年前なので、それがもうデフォルトということなんでしょう。
長くなりましたが、魅力は伝えられたでしょうか?私は未だに入道崎と聞くと思い出すことがあります。
中学1年生だった当時、歴史の授業でしたか、男鹿市出身の先生から教わっていました。先生は国の成り立ちの話をしていたときに、たとえで
「もし私が入道崎王国を作ったとしたら、私が王なんです。」--と言ったことを10年余経った今でも思い出せます。
その先生は学年を越えて聞いていると眠くなる声をしていると言われている人でしたが、歴史の授業は好きだったので熱心に聞いていました。
そこで入道崎王国。UFOは領空侵犯なんだろうか・・・そもそも入道崎王国ってなんだ!?
おそらくクラスの誰一人、いや先生の授業を受けた生徒の誰もが覚えていないでしょうが、なぜか私の心の中には今でも『入道崎王国』が建国されているのです・・・。
ふざけすぎ。
へば、まんず????