全国大会分科会「ジオパークによる海洋保全活動」の思い出とこれから

日本全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ⛄🌹

男鹿半島・大潟ジオパークの専門員兼ポケモントレーナーのたかみーです⚡

最近またポケモンを始めました!今はシールドとポケモンレジェンズアルセウスをやっています。

主人公の名前は一昨年17歳で虹の橋を渡った愛犬の名前です。愛犬をゲームの主人公に転生させてやったというわけです。

ゲームの中では森とか海とか洞窟とかいろんなところを冒険するのですが、

現実でも自然に触れたりお散歩したくなってきて、とうとう先日安田海岸に行ってきました。

ポケモンはいませんでした(それはそう)。

安田海岸の砂浜は、細かくなったプラスチック、ペットボトル、異国の文字が書いてるごみ、ボロボロになった発泡スチロール、野球やサッカーやテニスのボール、未開封のお菓子、納豆のパック(←これが個人的に一番謎)などなどいろんなものが漂着しています。

どんな人が使って、どんな捨て方をされて、どこからどうやって流れてきたんだろうと思いを巡らせるのが好きです。

↑ わさびってひらがなで書いてるけどたぶん中国から流れてきたわさびのチューブ

↑ 濡れて力が出なくなったアンパンマンの顔。

この前の日本ジオパーク全国大会下北大会で、分科会⑪ジオパークによる海洋保全活動に参加しました。

分科会ではグループワークを行い、海岸漂着物を減らすにはどうしたらいいか、活動を広げていくにはどうしたらいいかを話し合いました。

同じ班になった南紀熊野ジオパークのガイドさんがおっしゃった言葉がずっと頭に残っています。

「自分のジオパークのサイトは自分のテリトリー。そこに落ちているごみは全部自分が出したものだと思って拾う。自分のテリトリーにごみが落ちているのは恥ずかしいから」(要約)

私は以前から漂着ごみを見て心を痛めてはいたものの、何をすればいいかわかりませんでした。

自分一人がごみを拾ったところで何も変わらないと思っていたのかもしれません。そんな私には衝撃的な言葉でした。

分科会に参加していろんなジオパークの方とお話して、海洋保全活動をがんばっている方がたくさんいるんだ!と勇気づけられたとともに、何かアクションを起こすのは実はそんなに難しいことではないのかもと思いました。

千里の道も一歩から。やり始めたら半分終わってるのと一緒。

暑さが和らいできて過ごしやすい今の時期、ジオパークをお散歩の際には落ちているごみを1個でも拾ってみてはいかがでしょうか。

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