明けましておめでとうございます。さきいかです🦑
今年も大潟村干拓博物館をどうぞよろしくお願いします☺
さて、今日は昨年12月1日に開催されました「大潟村の冬鳥観察会~大潟村にやってくる希少な渡り鳥を発見しよう!~」のご報告です。
大潟村は東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップのネットワーク参加地で、ガンカモ類の越冬地および渡りの中継地として絶滅が危惧される冬鳥も数多く渡ってきます。
※フライウェイとは:渡り性水鳥が毎年行き来する渡りのルートのこと
そこで毎年講師の先生を呼んで、冬鳥観察会を開催しています。
今年も、日本雁を保護する会会長の呉地正行氏と元農研機構主任研究員で獣医師の小泉伸夫氏の二人を講師にお招きし開催しました。
まず初めに、呉地氏から雁の生態や繁殖地への渡りの経路など教えていただきました。
次に小泉氏から近年の高病原性鳥インフルエンザの特徴や注意点をお話ししていただきました。
注意点を踏まえた上で、さっそく観察会に出発~🚙🚌
朝から冬鳥を探してくれていた先発隊のおかげで、さっそく絶滅危惧IA類のハクガンを発見です!
鳥たちを刺激しないように離れた場所で観察します。
自分たちが鳥インフルエンザウイルスを広げてしまわないように、必ず足裏を消毒してから次の観察スポットへ向かいました。
注:三脚の脚を消毒することも忘れずに!
ハクガンの他にも絶滅危惧IA類のシジュウカラガンや絶滅危惧Ⅱ類のオジロワシ、準絶滅危惧のマガン、オオヒシクイを見ることが出来ました。
承水路ではマガモ、カワアイサ、ミコアイサ、カンムリカイツブリなどのカモ類も多く見られました。
今回の冬鳥観察会には約30名の方が参加してくださいました!
観察会を通して、野鳥の魅力や大潟村の自然の豊かさなどを感じていただけたのではないかと思います☺