こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ
今回のブログは前回ではお伝えきれなかった未公開シーンをどーんとお届けします。
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第2回上級講座は加茂青砂ジオサイトから始まりました。ここを案内するときは「合川南小学校地震津波殉難の碑」は欠かせない場所です。
ガイドさんから教えてもらったんですが、加茂青砂地区の人の中には、津波に飲まれそうになった児童の手を引っ張って助けた方がいたそうです(某ガイドさんの友人だそうです)。しかし、腕がもう1本あったら助けられたのに・・・という方もいたんだそうです。
当時のエピソードがあると心のしみこみ具合がぐっと違ってきますよね。
ジオパークは防災教育としての役目もあります。語り部として災害の記憶を引き継いでいくのもジオパークガイドの大切な役割だと思います。
次に受講生とガイド一行は入道崎の鹿落とし(ししおとし)に行きました。
青い空、青い海(´∀`) うーん、絶景(´∀`)
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鹿落とし付近の岩石は海風によって風化が進んでしまってだいぶ白っぽくなっていますが、
割れたばかりの岩石はまだ風化が進んでいないので、観察するのに適していると講師の渡部晟氏は言います。
写真は先生が「あ~この部分は新鮮ですね~」と言っているところです。
岩石にも新鮮なものと、そうでないのがあるんだと目からウロコでした。
新鮮な岩石を見つけたときの先生、テンションが若干高めだった気がする。
今回の講座で個人的に印象に残ってるのが、ガイドさんの言う「ここから見るのが一番きれいですよ!」とか「加茂青砂の海が男鹿で一番きれい」とかの、「一番」という言葉です。
ガイドさん個人の感想であることは百も承知なんですけど、男鹿半島・大潟ジオパークをよく知ってる方の言う「一番」ってなんか特別に感じるし、一番きれいな瞬間を見ることができた!とお客さんはうれしくなるんじゃないでしょうか。
競い合うわけじゃないけど、来てくれた方に男鹿半島・大潟ジオパークが一番おもしろい!って言ってもらえるようなガイドさんを目指して、受講生のみなさんがんばりましょう!