ガイドの会リスク管理研修会~備えあれば憂いなし~

全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

3月になりました!春に向けてジオガイドやトレッキングの依頼が増えてくるのに備えて、

ガイドの会ではリスク管理研修会を行いました!

講師はガイドの会の会員であり防災士の資格も持っている藤村ガイドです。

藤村ガイド直伝の「素敵なガイドさんの10のテクニック」からセルフレスキュー、アクシデントの対応など学びました。

今回の研修会では新しくガイドの会に加入したガイドさんも2名参加しました。新人さんからベテランさんまで、お客さんから依頼が来てガイドが決定するまでの流れとガイド当日に向けて準備するものなどをおさらいしよう♪とのテーマで私もお話させていただきました。

今回の研修会では、藤村ガイド主導でワークショップも行いました。

東京からやってきた家族4人(両親と小学生の兄妹)とオガーレで待ち合わせして、寒風山までレンタカーを先導してご案内するという設定ですが、ガイドさんには様々な試練が立ちはだかります。

途中、お兄ちゃんがお腹が痛くなったり、地震が発生したり、地震にびっくりしたお母さんが転んで足をくじいたりなどなど。ガイドさんはグループで話合って知恵をしぼり、班ごとに発表して結果をみんなで共有しました。

実際にガイドしていて地震が発生したりとか、事故やトラブルが起こったことはほぼありません。ぱっと頭に浮かぶのは校外学習の中学生がバス酔いしたこととか、真夏の寒風山が灼熱で熱中症になるかと思ったこととか。

でも、備えあれば憂いなしって言いますし、想定しておくことは大事です。新人さん、ガイド経験これからの方も、ワークショップで実際のガイドの流れもだいたいつかめて、ガイドってだいたいこんな感じか~とイメージできたかと思います。

今年は再認定審査の年。ガイドさんなしでは再認定審査を乗り越えられません!新人さんもベテランさんも一緒に男鹿半島・大潟ジオパークを盛り上げていきましょう♪

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑧地域を知る 「地域かるたづくり」

ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回もジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。

かるたづくりを通して自分の住んでいる地域を見直してみましょう。以前、ジオパーク学習センターのイベントで開催した体験学習です。

▲こちらは、ジオパーク学習センターで制作した「ジオパーク男鹿半島かるた」の一部です。みんなで作ったら、かるた取り大会をしてみましょう。盛り上がりますよ。

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謎多き小豆岩にせまる!スキルアップ研修会を行いました

全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

2月25日に鵜ノ崎海岸でジオガイドのスキルアップ研修会を行いました!寒い!

寒いけど2月終わり~3月の大潮の干潮の日が小豆岩の観察のベストタイミングなのです。乗るしかない、このビッグウェーブに。

講師は男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会アドバイザーを務めていただいている秋田地学教育学会の渡部晟氏です。

今となっては、「小豆岩?あ~知ってるよ。化石入ってるんでしょ?」とすっかりおなじみになりましたが、実はそれがわかったのはつい最近の2015年。最初に澤木博之ガイドが発見しました。たまたま壊れた小豆岩に骨っぽいのを見つけたんだとか。その後、渡部晟氏と澤木ガイドが再度現地調査を行い、くじらの骨と確認されたそうです。

小豆岩にはまん丸の球型と楕円形の繭型があります。繭型には大きな化石が見られますが、球型は化石が入っててもごく小さいか、化石が入ってないんだそうです。上の写真は壊れた球型の小豆岩。壊れた断面には化石のようなものは見られません。ミステリーな小豆岩。

渡部氏によると、小豆岩はこれまであまり注目されておらず、研究しようという科学者はいませんでした。小豆岩が最初に登場した論文は1977年に東北大学の平林先生という方の論文で、「秋田の鵜ノ崎海岸ってところに海坊主みたいな岩がある」(意訳)と書いてあるくらい。それがくじらの骨の発見によって小豆岩は一気に注目され始めました。とはいってもまだまだ謎は多い。

↑ 壊れた小豆岩のかけらが波浪とかでごろごろ移動してきたやつ。これがくじらの下あごの骨、下顎骨(かがくこつ)です。穴があいてるのがわかりますでしょうか?この穴が神経とか血管とかが入ってる管なんだそう。骨から推察するにこのくじらは18メートルくらいだそうです。そんなことまでわかっちゃうなんてすごい。そして、このくじらはヒゲクジラ類のセミクジラ科ではないか、と推察されています。もしセミクジラ科だったら国内の化石としては最大級なんだそうです。夢が膨らむなぁ~。

研究が進んでわかったこともあれど、まだまだ謎だらけの小豆岩。これからの小豆岩にご注目ください。

まん丸の全貌を見たいなら今がチャンスです!暖かくしてお越しください。

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑦お菓子編「おいしいジオ」シリーズ

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回もジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。今回は、その⑦お菓子編 「おいしいジオ」シリーズです。

「おいしく学ぶ」というコンセプトで、大地についてお菓子作りなどを通して楽しく学ぶジオパーク学習センターの人気体験学習・実験シリーズ。今までおいし~い、みんなの笑顔があふれる様々な体験学習・実験を行ってきました。

▲こちらは、名付けて「断層クッキー」。断層のできかたをみんなで考える機会になればと、考えました。食べるとカリ、カリッとしておいしいですよ。

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秋田県立博物館の企画展「秋田の宝 県指定文化財展」で男鹿図屏風が展示されています

全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

2月15日から秋田県立博物館で開催している企画展「秋田の宝 県指定文化財展」に行ってきました!

この企画展で展示している、あるものが見たかったのです。

門前の赤神神社にある男鹿図屏風の本物が見たくて行ってきました(こちらはレプリカです)。

男鹿図屏風は左隻(させき:左側の屏風)と右隻(うせき:右側の屏風)があるのですが、赤神神社のレプリカは右側のみなので、企画展で左右そろって見ることができて感無量でした。あまりにじっくり見ていたもんだから、何度もガラスに頭をぶつけそうになりました。赤神神社では見られない左側では戸賀湾や目潟が描いてあります。男鹿半島が山岳信仰の霊場としてにぎわっていた様子が大迫力で伝わってきます。

男鹿に関するものは男鹿図屏風のほか、江戸時代末期に船越の鈴木重孝さんが書いた男鹿半島の地誌「絹篩(きぬぶるい)」の展示もありました。こちらもすっごく面白くて、もっとじっくり見たいからもう1回行こうかな。

男鹿図屏風のとなりには「紙本着色象潟図屏風」が展示してあり、男鹿半島・大潟ジオパークと鳥海山・飛島ジオパークに関するものがそろって展示してありなんだかほっこりしました。文化元年の地震で隆起する前の象潟の風景が描かれている屏風なのですが、九十九島の島ひとつひとつに名前があって驚きました。

ふと思い出しましたが、私の母の実家は鳥海山のふもとの百宅集落から大潟村に入植してきたのですが、大潟村に引っ越してきたときに一緒に山の神様もお引越ししてきました。母の実家の庭には祠?の中にお地蔵様みたいなのがいます(母曰くお地蔵様ではないとのこと)。百宅集落はダムになってしまうので、もしかしたら結構貴重なものなのでは・・・。大切に守っていってほしいです。

企画展は4月6日まで開催されていますので、この機会にぜひ本物の男鹿図屏風をご堪能いただいて、ぜひ赤神神社にも行ってみてくださいね(・ω・)ノ

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑥「ペットボトルの中に青空や夕陽を作ってみよう」

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回もジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。今回はその⑥「ペットボトルの中に青空や夕陽を作ってみよう」。

その日が、青空だと、気持ちがウキウキして楽しくなりますよね。

さて、青空や夕陽ができるわけを考える機会になればと、体験学習「ペットボトルの中に青空や夕陽を作ってみよう」を、昨年、首都圏から来館した子どもたち向けに行いました。

▲ペットボトルの中に青空を作ってみました。夕陽も作ることができます。どうして青い空や夕焼けができるのか、ジオパーク学習センターで聞いてみてくださいね。

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑤「羽ばたいて空を飛ぶ紙飛行機づくり」

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回も、ジオパーク学習センターの「押し活」を紹介します。今回はその⑤として、「羽ばたいて空を飛ぶ紙飛行機づくり」です。

人生の飛翔を表現したヒット曲がたくさんありますが、みなさんはどんな歌が好きですか。

さて、昨年、自然や生物の多様性を考える機会になればと、ジオパーク学習センターで、羽ばたいて空を飛ぶ紙飛行機づくりの体験学習を行いました。

▲こちらは、男鹿半島の人気観光地・寒風山で、羽ばたいて青空を飛んでいる紙飛行機の様子です(写真の上の方)。ここでは、寒風山の過去の火山活動を観察したり、豊かな半自然草原を楽しめます。

当日はトンボも飛んでいました。自然に触れながら昆虫の進化など話し合ってみてはいかがでしょう。

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ジオパーク学習センターの「押し活」④植物編 花水づくり

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回も先週に引き続き、ジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。今回は植物編 「花水づくり」です。

曲名に花の名がついた歌はたくさんありますが、みなさんはどんな花の歌が好きですか?

昨年、植物の進化や生物の多様性について楽しく考える機会にと、ジオパーク学習センターと公民館がコラボして「押し花と花水づくり」の市民講座を行いました。

▲こちらは、花水を作り、それをもとに花を描いた例です。夏に涼しさを届けたいという感じが出ていませんか。

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ジオパーク学習センターの「押し活」③海洋編 海の匂い

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回も先週に引き続き、ジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。今回はその③海洋編 「海の匂い」です。

男鹿半島は三方を海に囲まれています。海は、私たちに様々な恩恵をもたらしてくれます。子どもたちと男鹿の海岸で野外観察をすると、その中に「海の匂いがするね」とうれしそうに話す子どもたちがいます。日本には「海の匂い」という歌詞が出てくる歌もいろいろあります。

どうして、海の匂いがするのか、ジオパーク学習センターで聞いてみてくださいね。

▲こちらは、男鹿半島の安田海岸で見つけた貝殻で、ストラップづくりをする体験学習です。昨年、子どもたち向けの科学教室で開催しました。青い海と心地よい潮風のイメージが浮かんできませんか。

■臨時休館のお知らせ

1月29日(水)~2月4日(火) 男鹿市ジオパーク学習センターは、臨時休館いたします。

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ジオパーク学習センターの「押し活」②男鹿の昔話「じゃがいもが石になった話」

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

先週に続き、今回もジオパーク学習センターの「押し活」②を紹介したいと思います。今回は、男鹿の昔話「じゃがいもが石になった話」です。男鹿半島には、たくさんの昔話がありますが、ジオパーク学習センターでは、その中でジオパークに関連がありそうな昔話を幾つか紙芝居にして館内の大画面で時々紹介しています。

▲こちらは、「じゃがいもが石になった話」の昔話をもとにして、ジオパーク学習センターで子どもたち向けに「飛び出す絵本づくり」の体験学習をした時のものです。その時に、この昔話に出てくる男鹿半島の岩石についても紹介しました。みなさんの地域にもこの昔話と似たような伝説はありませんか。

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