安田海岸でヤベオオツノジカの化石が発見されました

日本全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

最新情報でもお伝えしておりますとおり、

この度、安田海岸ジオサイトの露頭からヤベオオツノジカの化石が発見されました✨

なんと発見したのは地元男鹿在住の小学生です!

校外学習でジオパーク学習センターを訪れ、ジオ太郎さん案内の安田海岸の地層観察で地層に興味をもち、後日お父さんと一緒に安田海岸に再度訪れたときに見つけたんだそうです。

すばらしい快挙✨安田海岸まで連れて行ってくれた保護者の方もすばらしい✨

「これ骨っぽくない?」と感じたその観察眼を研ぎ澄ましてそのまま元気に育ってほしいです。

実物を見せてもらいましたが、私はこれを安田海岸で見つけたとして化石だと思うだろうか(・ω・ )

今まで何十回と安田海岸には行きましたが、化石が落ちてるかも?!なんて考えたことはなかった。わくわくする心を今回の発見で思い出させてもらったような気がします。

秋田県立博物館の研究報告はこちらからご覧いただけます⇒秋田県立博物館2025年研究報告

安田海岸に行く際には、長靴をお忘れなく!(川を渡ります)

天気の急変や熱中症対策などを怠らず、安全に地層観察を楽しみましょう♪

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はじめまして

はじめまして。ジオ太郎さんに替わって男鹿市ジオパーク学習センターの活動ブログを担当することになりましたジオ丸と申します。どうぞよろしくお願いします。

アナログ人間ですので、ところどころ(今回も含め)「何これ?」という掲載があるかもしれませんが、広く大きな気持ちと温かい目で見ていただければ…と思います。

さて、写真は鵜ノ崎海岸の小豆岩(コンクリーション)です。2月~3月の大潮(干潮)の日は、観察にもってこいの時期ですが、今年はすでに過ぎてしましました。条件が整うと、写真のような「整列!小豆岩」を見ることもできます。次回の観察適期は2月18日頃と3月18日頃です。ぜひ今年度の年間予定表の中にメモしておいてください。あと10か月後です!

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今年もやります。

日本全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

4月13日(日)に寒風山の春の風物詩、山焼きが行われます!(予備日は4月20日です)

昨年の山焼きでは、同じ日に入道崎をご案内するガイド依頼が入っていたのですが、

立ち昇る山焼きの煙がまるで寒風山が噴火したみたい!とお客様に好評だったそうです。遠くからでも山焼きを楽しめますね♪

山焼きボランティアは7日まで募集しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。ちょっと早起きしなきゃですが、貴重な体験できること間違いなしです!

ボランティア、トレッキングツアーについては男鹿市HPをご覧ください↓

寒風山山焼きの実施とボランティア募集について

ところで、この前寒風山をお散歩してて気になったのですが、板場の台のお地蔵さまはいったいどこを見ているんでしょう?

明治29年に浦田地区の方が建てたと刻まれていますが、浦田って反対方向だと思うんですよね。

寒風山まだまだ知らないことだらけ。

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大潟草原野鳥観察舎開館のお知らせ

こんにちは。さきいかです☺

4月5日(土)から「大潟草原野鳥観察舎(野鳥観測ステーション)」が開館いたします。
*利用可能日:土曜、日曜、祝日
*利用可能時間:9:00~15:00まで (時間内は係員が在中しております)
*2階、外テラスはいつでも利用可

ぜひご利用ください☺

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑪環境編 実験「海洋の酸性化による生物への影響」

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回もジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。

男鹿半島は三方が海に囲まれています。この機会に、海洋の環境について考えてみましょう。

       ▲こちらは「海洋の酸性化による生物への影響」を考える実験例です。

この他、海洋の環境を考えるきっかけづくりとして、体験学習「マイクロプラスチックを使った万華鏡づくり」、実験「海洋の温暖化と海面上昇」も行いました。ジオパーク学習センターのこのような海洋の環境を学ぶ活動は、テレビやラジオでも紹介されています。

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑩エネルギー編 「くだもの電池をつくろう」

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回もジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。

今回はその⑩エネルギー編 「くだもの電池をつくろう」です。

男鹿市は「次世代エネルギーパーク」に認定されています。

▲こちらは、以前、ジオパーク学習センターで開催した体験学習「くだもの電池をつくろう」です。

ほかにも体験学習「風船でホバークラフトをつくろう」「メロディが流れるソーラーハウスをつくろう」を開催しました。これからのエネルギーについて考えてみましょう。

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芸文祭創作作品展の開催のお知らせ

皆さまお久しぶりでございます。さきいかです🦑

ただいま大潟村干拓博物館では「第46回 芸文祭~文化の交差点 あなたの物語を伝えよう~」の作品をあつめた展示を開催しております。
村内の芸術・文化団体による絵画・俳句・書などの作品展です。

なんと今回、大潟中学校1年生が男鹿半島で見られる地層を観察し作成した「地層観察新聞」を展示しております✨
ぜひご覧下さい☺

期間:3月7日(金)~ 3月28日(金)9時~16時30分(入館は16時まで)
※毎週火曜休館日

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みんなに知ってほしい自然災害伝承碑

全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

 

1月某日、当ジオパーク推進協議会アドバイザーである菅原寿氏がテレビ取材を受け、そちらに同行させていただきました。行き先は男鹿市の加茂青砂海岸です。

昭和58年(1983)に秋田県能代沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、ここ加茂青砂海岸に遠足でやってきていた合川南小学校(現 北秋田市)の4年生と5年生の児童13名が津波の犠牲となりました。こちらの石碑「合川南小学校児童津波殉難の碑」は国土地理院の自然災害伝承碑に登録されています。当時消防士だった菅原氏はここ加茂青砂海岸で子どもたちの救助と捜索にあたりました。

「日本海には津波は来ない」「地震が来たら海に逃げろ」

日本海中部地震以前に実際に言われていたことです。「地震が来たら海に逃げろ」という言い伝えが広まったのは諸説ありますが、昭和14年に発生した男鹿地震が大きく関係しています。津波を心配して山に逃げた少女が落石に巻き込まれて亡くなったことが当時新聞で大きく報道されました。このときの地震では津波は来なかったため、海の方が安全だとなり、「海に逃げろ」となったそうです。今は地震が発生したらテレビで地震速報が流れて、「この地震による津波の心配はありません」とか教えてくれるので、科学の発展ってすごいなぁと思います。

男鹿半島・大潟ジオパークには全部で6基の自然災害伝承碑があります。もしかしたら皆さんのおうちの近くにも自然災害伝承碑があるかも?ぜひ調べてみて、昔の人からのメッセージを受け取ってくださいね(・ω・)ノ

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ジオパーク学習センターの「押し活」⑨火山地形 「寒風山の立体模型づくり」

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

今回もジオパーク学習センターの「押し活」を紹介したいと思います。

秋田県男鹿半島の寒風山は、風光明媚な観光地として知られていますが、寒風山の火山のできかたや草原の歴史を知ることでさらに楽しみ方が広がります。

▲こちらは、ジオパーク学習センターの体験学習で、寒風山の立体模型を作っているところです。火山のできかたが見えてきます。全国でも希少な寒風山の半自然草原についても考えてみましょう。

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ガイドの会リスク管理研修会~備えあれば憂いなし~

全国のジオメイトのみなさま、おはこんばんちは(・ω・)ノ

男鹿半島・大潟ジオパーク専門員兼ジオガイドのたかみーです。

3月になりました!春に向けてジオガイドやトレッキングの依頼が増えてくるのに備えて、

ガイドの会ではリスク管理研修会を行いました!

講師はガイドの会の会員であり防災士の資格も持っている藤村ガイドです。

藤村ガイド直伝の「素敵なガイドさんの10のテクニック」からセルフレスキュー、アクシデントの対応など学びました。

今回の研修会では新しくガイドの会に加入したガイドさんも2名参加しました。新人さんからベテランさんまで、お客さんから依頼が来てガイドが決定するまでの流れとガイド当日に向けて準備するものなどをおさらいしよう♪とのテーマで私もお話させていただきました。

今回の研修会では、藤村ガイド主導でワークショップも行いました。

東京からやってきた家族4人(両親と小学生の兄妹)とオガーレで待ち合わせして、寒風山までレンタカーを先導してご案内するという設定ですが、ガイドさんには様々な試練が立ちはだかります。

途中、お兄ちゃんがお腹が痛くなったり、地震が発生したり、地震にびっくりしたお母さんが転んで足をくじいたりなどなど。ガイドさんはグループで話合って知恵をしぼり、班ごとに発表して結果をみんなで共有しました。

実際にガイドしていて地震が発生したりとか、事故やトラブルが起こったことはほぼありません。ぱっと頭に浮かぶのは校外学習の中学生がバス酔いしたこととか、真夏の寒風山が灼熱で熱中症になるかと思ったこととか。

でも、備えあれば憂いなしって言いますし、想定しておくことは大事です。新人さん、ガイド経験これからの方も、ワークショップで実際のガイドの流れもだいたいつかめて、ガイドってだいたいこんな感じか~とイメージできたかと思います。

今年は再認定審査の年。ガイドさんなしでは再認定審査を乗り越えられません!新人さんもベテランさんも一緒に男鹿半島・大潟ジオパークを盛り上げていきましょう♪

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