こんにちは!!
ジオパークに携わって、1年と2ヶ月
公民館職員だったこともあり、少しはジオパークを知っていた
つもりが、知らないことが沢山あることに気づきました。
意外と面白いなあと思ったのが村の生きものたちです。
干拓博物館には、資料もたくさんありますし、また周りに自然に詳しい
人がいたりで興味も沸いてきたのですが・・・・・
地層や化石の話になると急に眠くなる事に気がつきました。
そうです。石、岩、化石、火山 このあたりが弱かった私でした。
そんな中、教育委員会発行書籍の中に、
大潟村地質調査報告書~大潟村地下の地層と貝化石~の
報告書をみつけました。
干拓博物館内展示の中に剥ぎ取り標本があり、その事が
とても詳しく掲載されています。
大潟村全域が男鹿半島・大潟ジオパークの一部として認定されたのですが
干拓という特殊な事情ゆえにまったく露頭がなく、露頭観察にもとづく村の
大地のおい立ちの学習が不可能な状況であったそうです。
そこで、観察可能な露頭を作り、展示しその標本を制作し、貝化石を採取した
大潟村地下の地質に関する知見をまとめ、発掘によって明らかになった
地質に関する事実を述べたのが、この本でした。
今後、展示の基礎となる「大潟村地質調査報告書」がガイドの皆さんや
ボランティアの皆さんにとって、大潟村の歴史を語るうえで参考になるの
ではとおもいました。
そうだ、私も最後まで読んでみよう!!
そして、大潟村の貝化石博士を目指そう
SASAKIでした。