男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。(^^♪
先週、ジオパーク学習センターに大潟中学校1年生のみなさんが理科の学習で来館しましたので、その内容を一部紹介します。
当日はジオパーク学習センターで大地について学んだあと、男鹿半島・大潟ジオパークのいくつかのジオサイトに出かけて実際に地層を観察しながら大地の変化について学びました。 ▲こちらは手作り教材で、大雨による大地の様子を観察しているところです。このほか、野外観察に出かける前の知識として、日本列島のでき方なども学びました。
▲最初に全国的に人気のある男鹿半島の安田海岸(あんでんかいがん)に出かけて様々な地層観察をしました。写真は広域火山灰や断層を観察しているところです。断層がどのようにしてできたのかをみんなで考えました。ダイナミックな傾斜不整合なども観察し、そのできかたを学びました。
▲こちらは男鹿半島のジオサイト・潮瀬崎で奇岩のできかたや当時の大陸時代の火山活動の様子を観察しているところです。迫力満点の岩脈や生痕化石なども観察しました。
当日はこのほか、ジオサイト・入道崎で溶結凝灰岩や海岸段丘のできかた、鵜ノ崎海岸で当時の様子など、1日、男鹿半島・大潟ジオパークの地層を観察しながらその地層から見えてくる大地の動きのほか、災害への備えや生物の進化についてもみんなで考えてみました。